1,800円以上の注文で送料無料

坂野比呂志の大道芸 の商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/09/09

 前半3分の1ほどは坂野比呂志の大道芸口上とそれについての解説。  後半3分の2は著者・下平さんの批評文というか雑文。  坂野比呂志に関する文ということになっているけど、いつの間にかかなり自由奔放な頑固おやじの独演会になっています。  著者の下平氏について、巻末の略歴より   ...

 前半3分の1ほどは坂野比呂志の大道芸口上とそれについての解説。  後半3分の2は著者・下平さんの批評文というか雑文。  坂野比呂志に関する文ということになっているけど、いつの間にかかなり自由奔放な頑固おやじの独演会になっています。  著者の下平氏について、巻末の略歴より   「興亜青年運動に参加し終戦時、蒙古アカバ特務機関員として追放戦犯処分を受けたのち、思潮研究を続け現在に至る」    坂野氏と下平氏は終戦後の中国の芸能社会で知り合ったそうです。     1977年が初版で、1982年に増刷されているようです。アマゾンでは別々に登録されています。  私が所持するのは1982年版。芸術祭参加を機に重版されたようです。  初版の表紙をアマゾンで見ることができます。初版の方が3つのシーンの写真が収録されていて坂野さんの芸の様子がよりよく分かります。    http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180907/p1

Posted byブクログ