カリブの憂愁 の商品レビュー

アン・ウィール(著者),小八重順一郎(著者)

2010/11/18

本は実家

アナベル・ブロードリックは今、西インド諸島の海辺にいる。半年前までは、浜辺で日光浴を楽しむ観光客らと同じ世界にいた。だが、今は全く違う。国際事業家と思っていた父が実は詐欺師で、人から巻き上げた大金で、父娘は裕福に暮らしていた、と死の床で初めて打ち明けた父に、彼女は言葉もなかった。お金も身寄りもないアナベルに、父のかつての恋人ジュゼットは「大金持の愛人になれば一生楽に暮らせるわよ」と勧める。アナベルは耳も貸さなかったが、ジュゼットは計画を進めていた。資産家のニコラス・カシミールをその相手と決め、彼女を送り込む。

2009/10/04

幼さが残るヒロインと大人なセレブな男性とのラブストーリー。

ヒロイン、アナベルは素直な女性で可愛い。