仕事の段位 の商品レビュー
元KPMGのコンサルタントの著者がコンサル時代に無意識に個々人に対する仕事の実力を判定していたという感覚に気がつき、仕事の実力の判定項目基準とはどういったものなのだろうかという観点で書いた本。「運は実力?」「祖力は後天的な能力?」「どうすれば昇段できる?」「実力の判定はキャリアと...
元KPMGのコンサルタントの著者がコンサル時代に無意識に個々人に対する仕事の実力を判定していたという感覚に気がつき、仕事の実力の判定項目基準とはどういったものなのだろうかという観点で書いた本。「運は実力?」「祖力は後天的な能力?」「どうすれば昇段できる?」「実力の判定はキャリアとどういったつながりがある?」など、検証をしていっている。 著者はチョクチョク一緒に飲みにいく同じ会社の50代のおじさんなんだけれど、来週の飲みいく予定だし・・・。この本の中国訳版が出たというので、興味があって読んでみた。彼の本を読むのはこれで3冊目。 <気になったポイント・ワード> *段位3段以上については、経営者しか知らないが、2段までは火山のマグマのような自分の内から沸きあがってくるエネルギーでビジョンを描いているのに対して、3段以上になると、ミッションというか天命のようなものが降り注いでいる感じがする。 *機能力とは一言で表せば「成果(業績)を結びつける能力」であり、ピータードラッカーなどが結果を出すための非常に重要な能力として指摘している。構成要素は「思い(欲求)」と「成果に結びつけるための遂行能力」の2つの大別できる。そして仕事の段位をあげていくにはこの機能力を上げていく事が重要になる。 *機能力を上げるスキルは?変化させるスキル?前進させるスキル?マルチタスク処理スキル?何とかするスキル?ゴールを基点にするスキル?解決すべきテーマを見つけるスキルと解決するスキル?続ける動機を維持するスキル、がある。 なんだか、たくさんあって、難しそうだな・・・。でもこのうちの1つでも100%満足して出来るスキルが今の自分にあるかというと、、、寂しいかな、ないな。頑張ろう!!
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