「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴい仕組み の商品レビュー

岩崎明彦【著】

2009/10/04

これまで、出資会社は映画作品一つ一つに対して出資するか、否かの判断をするしかなかった。当たり外れの大きいビジネスでリスクが高かった。そこで著者が従事するジャパン・デジタル・コンテンツは、ファンドとなって出資者より出資金を集め、複数の映画に投資し、リスクを分散する仕組みを作った。このやり方はアメリカでは主流であり、今後日本もそうなるであろう。（10月31日報告）

2009/10/04

業界解説本でコンテンツファンドもの。拍手！ コンテンツにもポートフォリオか・・・。既存業界人には感覚では判っていたが一般市場にも展開し始めた話。若い人には是非読んでほしい一冊。原資調達にはいいことなんだけど、昔ながらの人々が残るショービズは一般市場以上に様々な人々がいて、一筋縄ではいかない・・・。誤解や衝突のないよう健全な成長を祈るのみ。