上と外 新装版(上) の商品レビュー
中学生くらいの兄妹が、ジャングルで遭難しちゃってサバイバルなお話。 タイトルにめっさインパクトがあるけど、覚えにくいという素敵な作品。 「あれ、上と下?」 「内と下?」 「内と外?」 と、混乱すること請け合いです。 だがそこがいい。 主人公の練は何処に行っても生きてゆける。 ...
中学生くらいの兄妹が、ジャングルで遭難しちゃってサバイバルなお話。 タイトルにめっさインパクトがあるけど、覚えにくいという素敵な作品。 「あれ、上と下?」 「内と下?」 「内と外?」 と、混乱すること請け合いです。 だがそこがいい。 主人公の練は何処に行っても生きてゆける。 素晴らしいサバイバル能力です。 これ昔、うっすい幻冬舎文庫で全6巻か何かで出てましたよね。 月1冊刊行で。 「幻冬舎はあこぎな真似をなさる……」 って思った記憶があります。 でも結局、ふつうに文庫で上下巻編成で出てるんだもんなー。 何かこう……ねえ。 そんなら最初から上下巻で出そうぜ、な気がしなくもないよね!
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上下の感想 彼氏にかりた おもしろかったー 特にゲームのところが。 わくわくしたなぁ。 分厚いことを感じなかった。
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寝しなに手に取ったが最後、ぐいぐい引きずり込まれて一気読み。 研究者である父のもとを訪れた千鶴子・千華子・練の三人だが、マヤ文明の遺跡を見に行こうとするヘリの中でクーデターが起き、千華子と練の二人は密林へと投げ出されてしまう。 一方父母も人質としてとらえられるが、子供たちを助けよ...
寝しなに手に取ったが最後、ぐいぐい引きずり込まれて一気読み。 研究者である父のもとを訪れた千鶴子・千華子・練の三人だが、マヤ文明の遺跡を見に行こうとするヘリの中でクーデターが起き、千華子と練の二人は密林へと投げ出されてしまう。 一方父母も人質としてとらえられるが、子供たちを助けようと奔走して・・・。 まず、リアリティがいい。こんなにも非現実的なシチュエーションなのに細かな描写が読者に寄り添っていて、頭のいい二人の子供たちの思考回路に共感できる。 得体の知れない生き物がどうやらいるようだ、と二人が感じ、とうとう千華子が倒れてしまったそのとき、彼らは現れた。 ニコと名乗る少年は千華子を人質にとり、『成人式』に出るように練に強要する。その成人式とは、王であるジャガーから三日間生き延びること。果たして練と千華子はどうなるのか、続く次巻!もちろんすぐ下巻を手に取りました。面白すぎる。
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しかもなぜこんな所で止まってくれているのでしょう。 続き! 続きが非常に気になります。 3日間、一体どんな事が起こるのでしょう?? 視点が家族間で変わって行くので、互いの心情が分かりやすく 頷ける箇所が多々ありました。 千鶴子が一番分かりやすかったです。 女の人! という感じで...
しかもなぜこんな所で止まってくれているのでしょう。 続き! 続きが非常に気になります。 3日間、一体どんな事が起こるのでしょう?? 視点が家族間で変わって行くので、互いの心情が分かりやすく 頷ける箇所が多々ありました。 千鶴子が一番分かりやすかったです。 女の人! という感じで(笑)
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両親の離婚で別れて暮らす元家族が年に一度集う夏休み。中学生の練は妹、千華子、母の千鶴子とともに考古学者の父がいる中米G国までやってきた。密林と遺跡と軍事政権の国。すぐさま4人はクーデターに巻き込まれ避難中のヘリから兄弟が落下。〜あらすじより〜ジャングルから地下洞窟まで。08.5....
両親の離婚で別れて暮らす元家族が年に一度集う夏休み。中学生の練は妹、千華子、母の千鶴子とともに考古学者の父がいる中米G国までやってきた。密林と遺跡と軍事政権の国。すぐさま4人はクーデターに巻き込まれ避難中のヘリから兄弟が落下。〜あらすじより〜ジャングルから地下洞窟まで。08.5.2読了
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恩田陸の中でぶっちぎり第1位。 ジャングルに迷い込んじゃった兄妹二人の奮闘っぷりを書いた作品。 冒険物ってあんまり好きじゃなかったんだけど、これならイケル。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おもしろかった〜。 まだ途中だけど。 久しぶりに、「途中で読むのを止められなくて、寝る時間を大幅に削って、本を読む」ということをした。 最初(1章目くらい)は、しょうがないことではあるんだけど、状況説明というか、この人がどんな人で、誰と暮らしていて、この人との関係はこうである…ということが多くて、「な〜んか、退屈だなあ」と思っていた。 だけど、1章の終わりからは、「げげ〜っ、どうなっちゃうの!?」とワクワク(?ドキドキか)して、先が気になって仕方なかった。 上巻最後の方は、私が想像していた展開と大きく変わって来ちゃったけど、それはそれですごくおもしろいし、続きが楽しみ。 恩田陸さん、以前「Q&A」を読んで、終わり方に納得がいかなくて「う〜む」と思っていたので、最近敬遠してました。 でもこれはおもしろい!! 「恩田」という名前を、私が大好きな「やっぱり猫が好き」の恩田三姉妹から取った、というだけで、勝手に親近感をわかせている(?)作家さんなのでした。
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いやぁ〜、実におもしろかった! こんな奇跡に近い境遇はあるか!? と頭の隅にあったものの見事にのめり込んでしまいました(笑) はじめはなんとも宙ぶらりんな雰囲気やなぁ〜と思いましたが、あっという間に激変! これだから恩田ワールドはやめられない! さ、次!次!レッツ下巻〜♪
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なかなかおもしろい…ドキドキワクワクです…このまま下もおもしろいといいのだけど…ちょっとオチが不安…
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恩田作品は「夜のピクニック」以来。イメージがガラッと変わりました。海外を舞台に繰り広げられるミステリー、そして家族愛。ラストは恩田作品らしく、爽やかで思わず笑みがこぼれます。意外な展開に驚かされっぱなしで、とても面白い作品でした。もっと恩田作品を読んでみたいと思いました。
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