山ねこおことわり の商品レビュー
教科書に載っていた「白いぼうし」でお馴染みの、タクシー運転手・松井さんが、人間界で修行中のやまねこさんと遭遇! ビビりながらも「やまねこお断り」しない優しさ、魅力は時代を超えて心に響きますね。読み物「車のいろは空のいろ」も、谷山浩子さんのアルバム曲も大好きです。
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「また、いつでも、どうぞ」 タクシーって料金を払えば、誰でも乗せなくちゃいけないからな。山ねこさんが乗ってきたら、誰だって驚くよね。(10分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #山ねこおことわり #あまんきみこ #北田卓史 #ポプラ社
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あまんきみこさんの表現の仕方ってほんときれいです。 久しぶりに図書館で手にとった一冊。これを機会にもっともっと読んでみようと思う。
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『車の色は空の色』の松井さんのタクシーのお話。 秋、並木が紅葉しかかった道を一人のお客を乗せて知らない道へを進む松井さんのタクシー。ふと見ると、お客は山猫で、しかも医者で、病気のお母さんの所に駆けつけているのだと言う。 「おりてくださいよ」「山猫おことわりとはどこにも書いていま...
『車の色は空の色』の松井さんのタクシーのお話。 秋、並木が紅葉しかかった道を一人のお客を乗せて知らない道へを進む松井さんのタクシー。ふと見ると、お客は山猫で、しかも医者で、病気のお母さんの所に駆けつけているのだと言う。 「おりてくださいよ」「山猫おことわりとはどこにも書いていませんでしたよ」 そんな掛け合いをしたものの、松井さんは山猫をちゃんとお母さんの所に送り届けてあげます。 帰りに山猫をもとの大学病院に連れて行った後、山猫(この時は若い医者の姿)が、山猫おことわりの紙をくれるけど、そんなの松井さんがタクシーに貼るわけない!紙を破って、「また、いつでもどうぞ!」
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松井さんの運転するタクシーに、1人の青年が乗ってきました。 「言うとおりに行ってください。」という言葉に従ってタクシーを走らせると、景色はどんどんかわり、そのうち後ろのお客まで・・・!? 背広にネクタイをしめたお客さんが、実は山ねこという「怖い話」風に始まるこの絵本。でも、山ね...
松井さんの運転するタクシーに、1人の青年が乗ってきました。 「言うとおりに行ってください。」という言葉に従ってタクシーを走らせると、景色はどんどんかわり、そのうち後ろのお客まで・・・!? 背広にネクタイをしめたお客さんが、実は山ねこという「怖い話」風に始まるこの絵本。でも、山ねこは実はお医者さんで、病気の母に会いにいくといくところだったのです。 最後まで、礼儀正しい山猫&実直で優しい松井さんの人柄がにじみ出る、暖かいお話になっています。 次男(3歳)は、見開きに山ねこの大きい顔が出てきた時は、びくっとなって怖がってましたが、ハッピーエンドとわかると何度も読みたがりました。(たぶん女の子の山ねこがかわいかったのもポイント) 実は、自分のそばにいるあの人も山ねこかも?と思わせる面白い設定は、私自身も子供心に夢中になったのを覚えています。 当時は、松井さんの目線からドキドキしながら読んでいましたが、大人になった今読むと、ちょっと印象がかわりました。松井さんだけでなく、お客の山ねこも、とてもステキなんですよね。 人間の世界で医学を学び、人間の中には山ねこを受け入れてくれない人がいることも冷静に受け止めており、その上で礼節を重んじる・・・ほんと尊敬しちゃいます。
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病院から実家に帰る一人の医者を乗せたタクシー。 医者の言うとおりに走っていくと、だんだん山の中に…。 後部座席をみると、何とそこには、医者ではなく、山猫が! 驚いた運転手は「降りろ!」と言いますが、山猫は「どこにも山猫お断りって書いていない」と言う。 不思議なタクシーの心温まるお...
病院から実家に帰る一人の医者を乗せたタクシー。 医者の言うとおりに走っていくと、だんだん山の中に…。 後部座席をみると、何とそこには、医者ではなく、山猫が! 驚いた運転手は「降りろ!」と言いますが、山猫は「どこにも山猫お断りって書いていない」と言う。 不思議なタクシーの心温まるお話。
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小学校の時に、教科書に載ってた作品の別のお話。絵が、もう世界があって可愛くていい!!! お話も、とても心温まります。運転してる松井さんの背筋は、ぴぃんと伸びていそうだなあ。
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松井さんはタクシーの運転手です。ちょうど色づいたいちょう並木を走っていた時、わかい男の人が手を上げました。 「どちらまで?」「いうとおりにいってください」 お客の言うとおり、ハンドルを右に回したり左に回したりして走っていくうちに、松井さんは、どこを走っているのか分からなくなってし...
松井さんはタクシーの運転手です。ちょうど色づいたいちょう並木を走っていた時、わかい男の人が手を上げました。 「どちらまで?」「いうとおりにいってください」 お客の言うとおり、ハンドルを右に回したり左に回したりして走っていくうちに、松井さんは、どこを走っているのか分からなくなってしまいました。 やがて車は、細い一本道に出ました。 松井さんが、ふとバックミラーをのぞくと―――なんと、後ろに座っているのは、ネクタイをしめた山猫だったのです。
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