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トリゴラス の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2012/04/20

真夜中に「びゅわんびゅわん」いうのは、かいじゅうトリゴラスのせいに違いない…。 ことば少なに語られる想像は、暗い画とあいまって暴力的ですらある。 とはいえかわいいものなのでご心配なく。 3分ほど。

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2010/09/10

 (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)   長谷川 集平   文研出版 (2003/11) 1978年に出版されたこの絵本は評価が分かれたという 思春期の少年の気持ちそのもののようだけれど かおるちゃん 気になります 長谷川集平さんはすごい! 幼い子供より 少年たち そし...

 (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)   長谷川 集平   文研出版 (2003/11) 1978年に出版されたこの絵本は評価が分かれたという 思春期の少年の気持ちそのもののようだけれど かおるちゃん 気になります 長谷川集平さんはすごい! 幼い子供より 少年たち そして怒濤の思春期をはるか昔に乗り越えてこられたおっちゃんたちにも読んでもらいたいものです ≪ トリゴラス  ほんまのことが ききたいねん ≫

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2023/03/23

保育士をしていた時、この絵本を、どうしても子ども達に知らせたくて読み聞かせに使った。 おそるおそる読んでいくうちにクラス中が静まりかえっていった。 そして一人の男児が、ハラリと涙を流しているではないか! この絵本のレビューを言葉にするのは難しい。 一人の少年がびゅわんびゅわん吹...

保育士をしていた時、この絵本を、どうしても子ども達に知らせたくて読み聞かせに使った。 おそるおそる読んでいくうちにクラス中が静まりかえっていった。 そして一人の男児が、ハラリと涙を流しているではないか! この絵本のレビューを言葉にするのは難しい。 一人の少年がびゅわんびゅわん吹く風の中に怪獣トリゴラスが襲い来る音を聞く。 「おとうちゃん‥、おとうちゃん」‥呼んでも相手にしてくれない父親と母親。 そして大切なかおるちゃんの部屋に巨大なトリゴラスは近づいていく‥。 読み聞かせで涙を流した男児のその涙は「恐怖」だったんだろうか? それともこの絵本の中の「無理解の親」に対してか? 作品に宿る、少年の内面の繊細さと、好きな女の子に対する暴力性。 アンビバレントなその両方を抱えて男の子は成長していくのだろう。 大人になってしまった男性にもぜひ読んでほしい絵本。 (この絵本の新聞等の書評⇒http://www.cojicoji.com/shuhei/tori.html) レビューのため再々読。

Posted byブクログ

2009/10/04

少女にほのかな恋心を抱く少年は、ある夜、父親に「外でびゅわんびゅわん鳴ってる音を怪獣トリゴラスの飛ぶ音だ」と言って話し始めます。自分の想像の世界を熱く語った後、父親に「しょうもないこと、ごちゃごちゃゆわんと、はよねえ!」と言われる落ちが、結構愉快です。

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