やまなしもぎ の商品レビュー
昔話には3兄弟のお話しが多くありますが、これもそのひとつでとても思い出深く、好きなお話しです。 海外での昔話もこのお話しも、親が病気になり、その子供達は何故かだいたい3兄弟。そして物語の中では常に3番目が活躍していく。 何故いつも3番目?と考えながら読んでしまいます。 長男...
昔話には3兄弟のお話しが多くありますが、これもそのひとつでとても思い出深く、好きなお話しです。 海外での昔話もこのお話しも、親が病気になり、その子供達は何故かだいたい3兄弟。そして物語の中では常に3番目が活躍していく。 何故いつも3番目?と考えながら読んでしまいます。 長男家長の時代は、その他の子供達は重要視されていなくて、それをたしなめる為のお話しの数々なのかな?とまで思ってしまう。だとしたらこれらのお話しは、子供達へというより親や大人達にこそ読んで考えて欲しいということか? なんてね。 時には2番目も活躍させて欲しいと思う昔話の数々。 でも私が知らないだけで、2番目や時には4番やその下の子供達が活躍するお話しもあるかもしれません。7匹の子やぎもあることだし、、
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5歳からおすすめ。 日本の昔話は本当に面白い。 日本各地で伝承されてきたものや、私たちがテレビや本でよく知っているもの以外にも、本作品のような魅力的なものがあります。 この絵本は、加えて絵も魅力的です。 表紙だけですと、地味な印象を受けますが、ぜひ読んでほしいです。 加えて思うの...
5歳からおすすめ。 日本の昔話は本当に面白い。 日本各地で伝承されてきたものや、私たちがテレビや本でよく知っているもの以外にも、本作品のような魅力的なものがあります。 この絵本は、加えて絵も魅力的です。 表紙だけですと、地味な印象を受けますが、ぜひ読んでほしいです。 加えて思うのは、本作品のような、認知度の低い昔話を、子ども向けに絵本化されているものを、まとめたものはないか、ということです。 あれば、紹介してほしいです!
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病気のお母さんに食べさせようと山梨もぎに出かける3人の兄弟。 「ゆけっちゃ かさかさ」 ふしぎなおとがきこえてきます。 2022/11/1 3-2
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昔ばなしの典型的なストーリー展開で、安心の終わり方。 愛、勇気、スリル、、いろんなものが凝縮されて最高の煌めき。大好きです。 すべての人にチャンスは与えられていて、でもそれを掴めるかどうかは、その人次第。
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読み聞かせ本。普段あまり昔話に触れることがない園児たちにとって新鮮に感じただろう一冊。3人目がいつも正直者で正しい道を進む昔話の典型ですが、テンポ良く話が流れ、聞いていて心地よかったです。
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3人の兄弟が順に山に梨を取りに行く 人のお話はちゃんと聞こうね 刀とお椀はこういうことだったんだね。
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自然の声を聞くこと。人のことを考える余裕を持つこと。おごらず、頭と体を柔らかく。お母さんは三番目の子に教え助けられたね。
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昔話絵本。病の母のために、三兄弟が順番に山梨を探しにいくという、同じ流れを繰り返し語る筋の絵本なのだけれど、話が進むに連れて全貌を現す怪物「ぬまのぬし」がなかなか恐くて良い。緩急をつけて読み聞かせしたくなる絵本。
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言葉の響きがとても良いです。 『梨が「ざらんざらん」となっていた』など、味わい深い言葉がたくさん散りばめられていて素敵です。
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読み聞かせに使われるときいて、借りた。 むかし、あるところに、おかあさんと 三にんの きょうだいが すんでいました。 からだのぐあいが わるい おかあさんのために、 やまなしもぎに でかけることにしました。 よくある感じの民話。 こういうのって、末子が成功するんだよねー、と、長子の私はなんだかおもしろくない。 でも、今回はじめて、これは過去から未来に生きる人々がきょうだいとして表現されているもので、末子は現代や未来の子孫のことなんじゃないか、と思った。 ばあさまもしかり。 歴史から学ぶ大切さ、みたいな。 そして人には親切に。 赤羽末吉みたいだと思ったけれど、似てるのは雰囲気だけでした。(反省) 「ざらん ざらん」となるんだな。
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