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ちからたろう の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2022/03/12

息子が幼稚園から借りてきた絵本は『ちからたろう』でした。 これまで借りてきていた絵本はわりと最近の作品が多かったのですが、私が子どもの頃にも親しんだ昔話の絵本を借りてきたので、少し驚きました。 子どもの頃を思い出し懐かしく感じながら読んだのですが、方言が多いので、読み聞かせは...

息子が幼稚園から借りてきた絵本は『ちからたろう』でした。 これまで借りてきていた絵本はわりと最近の作品が多かったのですが、私が子どもの頃にも親しんだ昔話の絵本を借りてきたので、少し驚きました。 子どもの頃を思い出し懐かしく感じながら読んだのですが、方言が多いので、読み聞かせは少し難しかったです。 途中、途中で方言の説明をしながら話したのですが、ちゃんと理解してくれているかどうか不安・・・ また、擬音語が多いので、読み手の力量が問われますね。 思わず、"まんが日本昔ばなし"の市原悦子さんと常田富士男(ときた ふじお)さんのコンビで聞かせてやりたいなあ・・・などと思ってしまいました。 それから、田島征三さんの荒々しくて力強い絵がとってもイイ。この物語にピッタリだと改めて感じました。 クリックすると元のサイズで表示します それでは、肝心の物語について少し紹介しておきます。 ----------------------------------------------- 貧しいじいさまとばあさまが久々に風呂に入ると、こんび(垢)がでるわでるわ。 子どものいないふたりは、こんびを集めて小さな人形をつくり"こんびたろう"と名づけました。 "こんびたろう"はご飯をどっさり食べて、いつか百貫目の金棒を持った、大きくて力強い若者になり、"ちからたろう"と改名して、どんくらい人の役に立てるか試しに旅に出ます。 "ちからたろう"は、旅の途中で出合った"みどうっこたろう"と"いしこたろう"と一緒に旅を続け、ある町に辿り着き、そこに現れる怪物と対決する・・・という物語。 ------------------------------------------------ 垢から作った人形が人間になってしまうっていうのは、やや不気味な感じがしないでもないですが、その後の展開はオーソドックスな日本昔話的で安心できる内容です。 たまには日本の昔話もイイですね。

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2021/04/19

絵はシンプルで迫力があって遠目もきき読み聞かせ向き。 「こんび」=「垢」ということぐらいは説明してから読み聞かせたほうがいいのかな。 10分以上なので、昔話に慣れた子向きか。 おまけの「もうひとつの民話 つぶたろう」は7分半。 ストーリーテリングによさそう。

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2017/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学校の国語の教科書で読んだ記憶がある。 絵本は借りたことがなかったので、改めて。 まずしい じいさまと ばあさまが おった。 ふたりは、からだじゅうの こんび(あか)で にんぎょうを つくった。 その にんぎょうは こんびたろうと いった。 骨がないから立ち上がれなかったってことかな。 「ばけもの」は、五本指で手足が二本ずつあるし、やっぱり人間なんだろうなぁ。 そんな雑念が。 民話はさすが、おもしろいです。 小学生のときは汚いなぁと思ったりもしたかもだけど、そうだな!と不潔な合点がいったりしました。 「わしわしと」食う、「えいえいおうと」立ち上がる、「のっしじゃんが」行く、などなど、忘れていたけど懐かしいのです。

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2015/12/09

「垢太郎」の話だったのか…。 昔の人にとって、垢ってどんなものだったのかな。不思議な発想と思った。

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2014/04/28

カバー無。表紙にスレがありますが、中はとても綺麗な状態です。たしませいぞう さんの力強い絵でかかれています。

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2020/12/15

日本の昔話は勧善懲悪、貧しくてもまじめで、働き者、最後には幸運、いいね~ 世界絵本原画展金のりんご賞

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2012/06/08

おじいさんの垢で作った人形が突然口をききはじめ、やがて動き始めるっていう、なんの説明もない理屈づけもない語り。 こういう読者に媚びないところがいいなあ。 わけがわからないからこそ超人ぶりに納得できる。 田島さんの絵もこれ以上ないくらいぴったり。 よい昔話絵本って、生々しくて、シン...

おじいさんの垢で作った人形が突然口をききはじめ、やがて動き始めるっていう、なんの説明もない理屈づけもない語り。 こういう読者に媚びないところがいいなあ。 わけがわからないからこそ超人ぶりに納得できる。 田島さんの絵もこれ以上ないくらいぴったり。 よい昔話絵本って、生々しくて、シンプルで、擬音がいいよなあ。

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2012/06/07

10m ・言葉の理解がし難い   (方言や昔言葉が出て、絵や直後の分でわかる箇所もあるが、    理解するのに時間のかかる言葉もある) ・中~高学年向き

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2012/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本の昔話。 貧しいじいさまとばあさまは、風呂にもなかなか入れない。それでもなんとか風呂にいれてもらって、たまった垢をあつめて人形を作った。こんび(垢)たろうと名付けて、ご飯をやったら、こんびたろうはご飯を食べた。しかも、食べたぶんだけ大きくなる。 何年もたったある日、こんびたろうが、百貫目の鉄棒を作ってくれと言うので、作ってやったら、こんびたろうはそれを杖に立ち上がり、大男になった。力太郎、と名を変えて、人の役にたつために、旅に出た。 途中、みどうっこ太郎と、いしこ太郎と勝負して勝ち、一緒に旅をすることになった。 悪さをする化け物に生け贄にされる娘と出会い、3人で化け物を退治した。お城の侍たちなど、あてにはできない。3人はその村に住み着き、しっかり働いて、田の実りも豊かになった。それぞれ結婚し、じいさまとばあさまを呼び寄せて幸せに暮らしたが、侍たちはすっかり肩身が狭くなったそうな。

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2015/05/23

2014年度 2年生 合同 2009年度 2年生 2月 合同 10分    2003年度  3年生  合同    2004年度  3年生

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