もりのへなそうる の商品レビュー
下の子みつやくんの言い間違いに、5歳児大ウケwへなそうるもなかなかの情けなさで楽しい。エルマーとりゅうの、りゅうくん(ボリス?)を少し思い出しました、へなちょこだし派手なシマシマだし。
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渡辺てつたさん(てつたくんのモデル)が、「へなそうるの舞台って、本当に子どもの頃の風景だ」的なことを書いてらしたので、読みたくなった。 お父さん本人は出て来ないが、お父さんの家族への優しい視線を感じられる。 あの頃、あの森で、へなそうるはたしかに二人を待っていたんだろうな。 お母...
渡辺てつたさん(てつたくんのモデル)が、「へなそうるの舞台って、本当に子どもの頃の風景だ」的なことを書いてらしたので、読みたくなった。 お父さん本人は出て来ないが、お父さんの家族への優しい視線を感じられる。 あの頃、あの森で、へなそうるはたしかに二人を待っていたんだろうな。 お母さんがささっと二人にサンドイッチや、おにぎりを作ってくれるのもすてき。
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タイトルの「へなそうる」が何なのか、気になってしまい借りた、「エルマーのぼうけん」の訳でもお馴染みの渡辺茂男さんによる、1971年作の児童書。 最初にその答えを知ったときは思わず、「こんなのあり!?」と感じたものの、山脇百合子さんの優しい絵と、「ぐりとぐら」を思い出させる伏...
タイトルの「へなそうる」が何なのか、気になってしまい借りた、「エルマーのぼうけん」の訳でもお馴染みの渡辺茂男さんによる、1971年作の児童書。 最初にその答えを知ったときは思わず、「こんなのあり!?」と感じたものの、山脇百合子さんの優しい絵と、「ぐりとぐら」を思い出させる伏線もあって、読んでいく内に自然な雰囲気へと変わっていき、最後には微笑ましい光景となり、それは、へなそうるが想像したあれの絵にもよく表れていました。 てつたくんは、五さいで ようちえんに いっています。 みつやくんは、三さいで ようちえんに いっていません。 上記の本編前に書かれた言葉も、みつやくんがまだちゃんと正確に言葉を言えなくて、「たがも」と言ってしまっても、てつたくんは決して怒ったりせず、何度も真面目に訂正してあげるのも、へなそうるがそれを真似してみたり、意外なものを怖がったりしても、全部ありのままで構わないんだよねということを実感させられたことに、子どもたちは、それぞれのままでいていいんだということを教えてくれて、お話自体はシンプルなものの、子どもたち同士、様々な個性を自然と巻き込んで伸び伸びと遊ぶ姿には、とても考えさせられるものがありましたし、彼らと共に成長していく、へなそうるも微笑ましい。
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てつたくん(5) みつやくん(3) へなそうる 仲良しの兄弟のおはなし。 言い間違えがたくさん出てきて、それがかわいらしいのかもしれないけれど、私には受け入れ難く、読みにくかった。 バンデージ=絆創膏
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へなそうる…へんてこな名前。 聞いたこともない言葉で最初とまどったけど、読んでみるとあのこはへなそうるに違いないと納得。 お兄ちゃんのてつた君(5歳)、弟のみつや君(3歳)、それに生まれたてのへなそうるの2人と1匹(?)が遊ぶ物語。 へなそうるの末の弟っぽいところがとても可愛い。...
へなそうる…へんてこな名前。 聞いたこともない言葉で最初とまどったけど、読んでみるとあのこはへなそうるに違いないと納得。 お兄ちゃんのてつた君(5歳)、弟のみつや君(3歳)、それに生まれたてのへなそうるの2人と1匹(?)が遊ぶ物語。 へなそうるの末の弟っぽいところがとても可愛い。 冒険に出るときに持っていくお弁当(苺+蜂蜜のサンドイッチ、焼いたたらこのおにぎり、ドーナツ)がどれもおいしそう。 幼稚園児に大人気というのもよくわかる
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子供の頃読んで好きだった記憶があったので、子どもに読み聞かせた。30ウン年ぶり。 6歳の次男はへなそうるに夢中になり、9歳の長男はてつたくんの「兄の苦労」に共感するところがあった模様。 気に入ってここ1週間毎日寝る前に読み聞かせリクエストされている。(全然読み終わらないが) 「え?!今から?!」とか「あんまり時間ないわよ!」とか言わず、気持ちよくささっと“おべんと”作って冒険に送り出してくれるお母さんの姿勢はぜひ見習いたい。 昔読んだ時は、へなそうるが(現実にいないのはわかっていたが、本の世界では)本当にいて、てつたくんとみつやくんと遊んだのだと思っていたが、大人になってよく読むと、本の世界の中でもへなそうるが彼らの想像から生まれた存在だとわかる書かれ方がされていることに気付き、目から鱗だった。 現実世界から空想世界へと移行していく過程の描写が巧いし、実際子供の頃はこんな風に現実と空想がマーブル状態の世界で生きていたなぁとしみじみ思い出す。
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子供に関わる仕事をしていると、あーこの子はもしかしてへなそうるにあったことがあるんじゃないかな?と思うような子どもがいます。 冗談ぽく、「ねぇ、へなそうるって知ってる?」って聞いてみると「なにそれ?」と当然言われますが、そのかいじゅうについてお話しするとやっぱり思ってた通り、「うへっうへっ」と笑うのです。 子どもたちが自分で読むよりは、読み聞かせ向きかなと思います。挿し絵も(昨今の全てのページに挿絵がある本と比べると)少ないので、語彙や情景については適宜抑揚や動きで説明を入れながら読み聞かせるのが良いかなと思います。
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てつたくんの真似をする弟のみつやくん。 みつやくんの真似をする生まれたてのへなそうる。 2人と1匹の姿が微笑ましいです。 また明日もこの物語が続いていきそうな雰囲気で終わりなのがいいなと思いました。
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数十年ぶりの再読なので、ほとんど覚えていなかったのですが、いい本だな~!と改めて思いました。今は大人の目線で読んでしまうので、弟のみつやくんの言い間違えなど、すごい!と思うし、結末には郷愁をおぼえてしまう…この話の中では、また別の日もそのまた別の日も兄弟はおいしいおべんとやおやつ...
数十年ぶりの再読なので、ほとんど覚えていなかったのですが、いい本だな~!と改めて思いました。今は大人の目線で読んでしまうので、弟のみつやくんの言い間違えなど、すごい!と思うし、結末には郷愁をおぼえてしまう…この話の中では、また別の日もそのまた別の日も兄弟はおいしいおべんとやおやつをお母さんに準備してもらい、森のへなそうると遊びにいって楽しく過ごすのであろうという、一瞬が永遠に連なる幼年時代を感じました。死後の世界がもしあるとしたら子供に戻って森のへなそうるみたいな世界に行きたいとまで少し思っています
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お兄ちゃんと弟の楽しい日常…弟に対してちょっと得意げになるお兄ちゃん、そんなお兄ちゃんに憧れて何でも真似する弟くん。覚えたての言葉がうまく言えないっていうアルアルも、読者である子どもがちょっぴり優越感に浸れるポイントかな。 そこに登場する不思議などうぶつ「へなそうる」。 大きな体...
お兄ちゃんと弟の楽しい日常…弟に対してちょっと得意げになるお兄ちゃん、そんなお兄ちゃんに憧れて何でも真似する弟くん。覚えたての言葉がうまく言えないっていうアルアルも、読者である子どもがちょっぴり優越感に浸れるポイントかな。 そこに登場する不思議などうぶつ「へなそうる」。 大きな体だけど、怖がりで、人懐こくて、何とも親近感のわくチャーミングな友だちです。 現実の延長線上にある空想の世界ですね。
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