聖女の島 の商品レビュー
何年か前に読んだものの、再読。 狂気と正気、過去と現在、いろんなものの 境界がどんどん曖昧になっていく物語。
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あ~読んじゃう・・。読み進めちゃうんだな。 砂糖壺の中に蟻の死骸が!薔薇の花束の中から 大量のムカデが!的な←勝手なイメージ笑
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内容は 未成年なのに、売春や薬などの犯罪行為を繰り返した 女の子たちが、シスターが管理する矯正施設としての島に 送られる。そこで豚を貼りつけにしたりする残忍な事件や 子供たちが施設に放火して死人が出るなどの危機的状況があり 新たなシスターが助っ人として島に到着……だが。 やはり宗...
内容は 未成年なのに、売春や薬などの犯罪行為を繰り返した 女の子たちが、シスターが管理する矯正施設としての島に 送られる。そこで豚を貼りつけにしたりする残忍な事件や 子供たちが施設に放火して死人が出るなどの危機的状況があり 新たなシスターが助っ人として島に到着……だが。 やはり宗教に携わる人の狂気モノって好きです。
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再読。アタクシ的激ラブ三大作家様の一人、皆川先生。 やっぱり好きだ、この世界観。問答無用。好きなものは好き。 もう、しょっぱなから不条理で現実感のない、白昼夢のような雰囲気満々。 先行きの見えない、芝居のような世界。 推理だのミステリー云々ではないのだ。 この世界に浸れ、という...
再読。アタクシ的激ラブ三大作家様の一人、皆川先生。 やっぱり好きだ、この世界観。問答無用。好きなものは好き。 もう、しょっぱなから不条理で現実感のない、白昼夢のような雰囲気満々。 先行きの見えない、芝居のような世界。 推理だのミステリー云々ではないのだ。 この世界に浸れ、という話なのだ。 不安で、醜悪で、でも美しい世界を、こんなにも描き出せる作家さんが今いるであろうか。 虚構は、美しくないと。 そのことをひしひしと思わせてくれる。もう先生の作品は芸術の域です。 再読なので、以前よりも話がスムーズに頭に入りました^^; 軍艦島行きたい…… (でもこの本の装丁はいただけない。センスが感じられん。 皆川先生の著作はどれもこれも装丁が美しいのに。これは不満)
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(2010/02/17購入)(2010/02/20読了) マ・スールが冒頭から怪しいオーラ出しまくり。 先の展開が分かっても、最後まで読ませてしまうのが皆川氏の凄さか。
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ミステリ、というよりは幻想小説寄りかな。世界観がとにかく素晴らしいです。どっぷりと浸って読みたい一作品。 ラストはなんとなく予想がつかないではなかったけれど、それでも衝撃的。現実と幻想の境目が曖昧で危ういところがまた魅力的。そしてこういうストーリーでタイトルが「聖女の島」だという...
ミステリ、というよりは幻想小説寄りかな。世界観がとにかく素晴らしいです。どっぷりと浸って読みたい一作品。 ラストはなんとなく予想がつかないではなかったけれど、それでも衝撃的。現実と幻想の境目が曖昧で危ういところがまた魅力的。そしてこういうストーリーでタイトルが「聖女の島」だというのも凄いですね。何度読んでもお気に入りな作品です。
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私が初めて読んだ皆川作品。(これは復刊したやつですけど当事、文庫で読みました。)この作品で八十(はちじゅう、って読むなよ?)の『トミノの地獄』を知りました。
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少女たちの更生目的のため建てられた孤島の施設。その園長からの助けを求める声に一人の修道女が派遣される…。ミステリというよりは幻想小説ですね。園長の語りで綴られるので読みやすく、どこか被害妄想的な幻に読み手ごと絡めとられていくような物語です。ただあれこれ曖昧なまま終わるので、心のど...
少女たちの更生目的のため建てられた孤島の施設。その園長からの助けを求める声に一人の修道女が派遣される…。ミステリというよりは幻想小説ですね。園長の語りで綴られるので読みやすく、どこか被害妄想的な幻に読み手ごと絡めとられていくような物語です。ただあれこれ曖昧なまま終わるので、心のどこかでまだ推理小説だと思っていると何だかすっきりしないものが…(苦笑)
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