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八木福次郎【著】
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明治21年4月13日、上野西黒門町、可否茶館。鄭永慶が創業者。鹿鳴館に代表される軽佻浮薄に対抗し、大衆のためのサロンをめざした。なるほど。福次郎によれば、日本のカッフェーはここがルーツという。寺下辰夫『鄭永慶とその生涯』が気になる。『三省堂百年史』なんかも読んでみたい。
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