PERTのはなし の商品レビュー
PERT(Program Evaluation and Review Technique)は1958年、アメリカ海軍のポラリス・ミサイル開発に当って、海軍省武器部の特別企画室が民間のブーズ、アレン&ハミルトン社との共同開発により世に送り出した日程管理手法。日程管理方法として一般的...
PERT(Program Evaluation and Review Technique)は1958年、アメリカ海軍のポラリス・ミサイル開発に当って、海軍省武器部の特別企画室が民間のブーズ、アレン&ハミルトン社との共同開発により世に送り出した日程管理手法。日程管理方法として一般的なガントチャートは、見やすい・書きやすいという利点があるが、各作業間の相互関係がうまく表せないという欠点がある。PERTは各作業間の相互関係(先行作業、後続作業)が表せるため、下記のような利点がある。 ・クリティカルパス(時間的余裕ゼロの一番忙しい作業の流れ)が見つけやすく、日程管理に細心の注意が必要な作業の把握や工期短縮の検討がしやすい ・余裕時間が見つけやすいため、各作業の余裕度を把握したり、作業負荷の平準化検討がしやすい ・フォローアップ(進度管理)がしやすい 自分の普段の業務では簡単なガントチャートを用いることはあるが、PERTまで使う必要性は感じなかった。今後大きなプロジェクトを任された時のために覚えておきたい。
Posted by
- 1