薩摩のキセキ の商品レビュー

西郷吉太郎,西郷隆文,大久保利泰,島津修久【著】,薩摩総合研究所「チェスト」【編著】

2011/04/04

西郷隆盛・大久保利通・島津斉彬といった、明治維新に貢献した薩摩の人物たちのエピソードを、それぞれの御子孫の方々も交えて展開している一冊。
非常に読みやすく、また、現代日本に必要な「魂」のヒントが記されております。
カバーイラストは「スラムダンク」「バガボンド」作者井上雄彦氏。

薩摩の「生魂（いっだまし）」がここにあります。

2009/10/04

鹿児島と言えば薩摩、薩摩と言えば鹿児島です。

江戸末期から明治維新にかけて大きな貢献をした薩摩志士たち。

その中でも西郷隆盛、大久保利通、島津斉彬（薩摩藩の島津家は西郷や大久保たちのような志士達が生まれてくる地盤作りをした）の三人は大きな役割を果たしたといえる。

鹿児島県出身としては外せない1冊だと思い読んでみた。

彼らの残した言葉はどこか閉塞感のある現代において決して過去のものではなく今も尚、リーダーとして見本とすべきである。

それぞれの人物について、また彼らの子孫の話も交えた構成となっています。
例えば、教科書的には西郷と大久保は最後は仲が悪いように書かれるがそれは本当か、征韓論の本当の意味とは何かなど意外と知られていない真実も多々あります。

鹿児島県出身の方は己のルーツを知るために、彼らのリーダーシップについて知りたい人も手にとって見てください。

2009/10/04

西郷隆盛、大久保利通、島津斉彬ら薩摩の英傑の生涯と言葉の紹介、西郷、大久保の末裔、島津家の現当主の秘話。

そして、薩摩総合研究所「チェスト」理事長　島津　義秀の総括、京セラ名誉会長稲盛和夫の推薦序文、『バカボンド』『スラムダンク』著者井上雄彦の装画という豪華な本です。

幕末の薩摩を学ぶのにお薦めの本です。

明治維新の中心となった薩摩の英勲たちを知り学ぶことにより、私たちはこれから何をどのようにしなければならないかのヒントを掴むことができました。

閉塞感が漂う現在の日本。

本当にこのままで良いのか？

熱きメッセージを投げかけている本です。