世界の気象総めぐり の商品レビュー

土屋愛寿【著】

2010/08/07

この夏は、気象学と（高校時代に大嫌いだった）生物の勉強をしてみようと思ってる。それでまずはジュニア新書で基礎知識をと入手したのが本書。

結論から言えばちょっと残念。本文はほぼ「紀行文」になっていて、それを「気象」のテーマに（やや）表面的に結びつけたという感じ。なんだか無理に型にはめようとしたところが、浅くなってしまった感じ。

まあそもそも気象学の勉強をと思いつつ読んだのがよくない。「世界にはいろんなところがあるなあ」と、そういう観点で読めばそれなりに面白いのかもしれない。