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ローワンとゼバックの黒い影 の商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

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2023/08/30

ローワンシリーズ四作目。 今回は攫われた妹を助けるために仲間と共にゼバックへ。 これが最終回なんじゃないかと思う作品で、旅の人も海の民も魔女も仲間入り。 他作品のようなゲーム的な印象を強く受けた。 1作目のトラウマと向き合う、が今作ではトラウマをどう活かすか?にあるように思える。...

ローワンシリーズ四作目。 今回は攫われた妹を助けるために仲間と共にゼバックへ。 これが最終回なんじゃないかと思う作品で、旅の人も海の民も魔女も仲間入り。 他作品のようなゲーム的な印象を強く受けた。 1作目のトラウマと向き合う、が今作ではトラウマをどう活かすか?にあるように思える。イヤではあるが向き合わねばならない、それと生活を送らねばならない、それを使わねばならない時が、今だ。そんな様に思える。

Posted byブクログ

2023/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ローワンシリーズも第四弾!今回もとても楽しい一冊だった。  今回のストーリーはかなり王道でワクワクする冒険だ。いままで結んできた縁で結ばれたそれぞれの民族の3人の仲間たちと共に敵地へと妹を取り返しいくというもの。仲間たちそれぞれの活躍やゼバックの文化の描写は中々見どころがある。また一巻から存在感を発揮してきたシバが魔術によるリモートで本格的に参戦したことも興味深い。前々からローワンと同じはみ出しものの彼女には注目していた。ヒントとなる謎めいた詩もそれに伴って増えており、推理しがいがあって楽しかった。  一番好きな部分は最初と最後の文章が反復されている箇所があるところ。グラックに始まりグラックに終わるこの物語を象徴するようであり、とても印象深い演出だった。また、今回は一巻から登場して好きなキャラクターだったアランが活躍したことも結構嬉しかった部分だった。生まれや環境のコンプレックスを持ち、複雑な感情を道化のような振る舞いで隠す彼にはシンパシーを感じており、そうした道化の振る舞いや優しさが仲間たちを救ったり他の仲間に受け入れられてノリス生まれのパーレンが冗談を言うくらいに影響を受けているのは中々に嬉しく読めた。最後のマーリーとの結婚を報告するシーンでは気遣いと母親への感情とマーリーとの関係性を感じられてとても良い。マーリーがアランの足を蹴飛ばしているのもとても良いシーンだ。  終盤には長老のランやバクシャーのスター、家具作りのブロンデンなど、一巻を思い出させるキャラクターたちの視点が挟まり懐かしい気分になった。またかつてのリンの谷の仲間の帰還という意味でも中々印象深い展開で、ローランという存在が何故誕生したかのルーツ、そして彼と世界を共有できる仲間が現れたことはとても良い終わり方だった。そして再登場した山のドラゴンの迫力!  一巻から今まで積み上げてきた諸々が物語に盛り込まれたまるで完結作のような物語だった。それだけに、四つの民族をめぐり、自分のルーツの一つを迎え入れたローワンが最後の5巻では一体何と相対するのか?そこがとても気になってくる部分でもある。早く5巻が読みたいところだ。

Posted byブクログ

2020/04/19

ジールがかっこかわいすぎる…。自信家で勇敢なのに、昔のトラウマに襲われたりって言う弱点もある。そこが人間味が出て魅力的に感じる。

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2020/02/23

つまらなくはなかったが、これまでの3冊と比較すると一番ワクワクしなかった。 理由は、はっきりしないが以下のような気がする。 ・弱虫の主人公が冒険をするたびに成長していくのがテーマだと考えていたが、今回は成長が見られなかった。 ・仲間が急に敵軍の偉い人になってしまうなど展開に無理...

つまらなくはなかったが、これまでの3冊と比較すると一番ワクワクしなかった。 理由は、はっきりしないが以下のような気がする。 ・弱虫の主人公が冒険をするたびに成長していくのがテーマだと考えていたが、今回は成長が見られなかった。 ・仲間が急に敵軍の偉い人になってしまうなど展開に無理矢理感があった。 でも続編も絶対に読む。

Posted byブクログ

2020/02/07

ローワンシリーズの4巻です。 甥っ子ちゃんにオススメされて読んでます。 王道の冒険ファンタジーですが、本巻ではリンの谷の人々の過去が明かされ、物語の壮大さを感じました。 加えて、今まで知り合った人や登場した生き物を上手に活かした展開に感動~! 空は厳重に守られていた!! 基本...

ローワンシリーズの4巻です。 甥っ子ちゃんにオススメされて読んでます。 王道の冒険ファンタジーですが、本巻ではリンの谷の人々の過去が明かされ、物語の壮大さを感じました。 加えて、今まで知り合った人や登場した生き物を上手に活かした展開に感動~! 空は厳重に守られていた!! 基本的にはハッピーエンドな展開ですが途中辛いシーンも・・・ ハリーポッターなどでも感じましたが、子供向けの話で死を描くのってどうなんでしょうね。私からすると衝撃が強すぎて。切ないなあ。 切ないといえば、奴隷の身だから子孫を残したくないと、300年の間に残った者がわずか2人になっていたという事実に、なんともやりきれない思いになりました。 残すところあと1巻。 どんなラストなのでしょう。

Posted byブクログ

2018/04/02

怪鳥にさらわれた妹アナドを助けるために、ローワンは宿敵ゼバックの地へ。予測のつかない道のりの果てには、思いもかけない物語が…。300年ものあいだ封印されていたリンの歴史の謎が、いま明かされる!

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2017/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 怪鳥にさらわれた妹アナドを助けるために、ローワンは宿敵ゼバックの地へ。予測のつかない道のりの果てには、思いもかけない物語が…。300年ものあいだ封印されていたリンの歴史の謎が、いま明かされる! シリーズ第4弾。 【感想】

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2015/09/01

今回はさらわれた妹を取り戻すために敵地ゼバックに潜入。 そこで明らかになるリンの谷の人々の過去。 結果リンの谷に移り住んだ人が勇敢な人ばかりだったというだけで、元々この民族は勇敢な人もローワンみたいに気弱な人もいたのね。 ゼバックに残った人々にあまり監視とかがついてなかったのは謎...

今回はさらわれた妹を取り戻すために敵地ゼバックに潜入。 そこで明らかになるリンの谷の人々の過去。 結果リンの谷に移り住んだ人が勇敢な人ばかりだったというだけで、元々この民族は勇敢な人もローワンみたいに気弱な人もいたのね。 ゼバックに残った人々にあまり監視とかがついてなかったのは謎だけど…とか考えるのは野暮か。 そしてラストは1巻に登場した竜の思わぬ見せ場が。

Posted byブクログ

2014/10/26

[ 内容 ] 怪鳥にさらわれた妹アナドを助けるために、ローワンは宿敵ゼバックの地へ。 予測のつかない道のりの果てには、思いもかけない物語が…。 300年ものあいだ封印されていたリンの歴史の謎が、いま明かされる! シリーズ第4弾。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論...

[ 内容 ] 怪鳥にさらわれた妹アナドを助けるために、ローワンは宿敵ゼバックの地へ。 予測のつかない道のりの果てには、思いもかけない物語が…。 300年ものあいだ封印されていたリンの歴史の謎が、いま明かされる! シリーズ第4弾。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2013/01/08

リンの谷のローワンシリーズ4冊目、異形の獣にさらわれた妹を追いかけ海を越えて訪れた異国でローワンが目にすることになったのは・・・ ローワンが巻を追うごとに精神的にたくましく成長していくさまが素敵、今回も敵国であるゼバックの地で様々な人の助けを受けながら妹を救うために奔走する姿が格...

リンの谷のローワンシリーズ4冊目、異形の獣にさらわれた妹を追いかけ海を越えて訪れた異国でローワンが目にすることになったのは・・・ ローワンが巻を追うごとに精神的にたくましく成長していくさまが素敵、今回も敵国であるゼバックの地で様々な人の助けを受けながら妹を救うために奔走する姿が格好良かった。

Posted byブクログ