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二年間の休暇 の商品レビュー

4.5

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    4

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2020/11/26

十五少年漂流記という題の方が有名な気がします。二年間の休暇は長すぎますね。でも大学生は四年間の休暇です。

Posted byブクログ

2020/11/26

ヨットで、ニュージーランドの海岸を一周して過ごすことになっていた15人の少年たちが、事故により無人島に漂着する。彼らは、時に反目しながらも、様々な困難を乗り越えていく。どのように彼らは困難を乗り越えていくのか、展開が気になる作品。

Posted byブクログ

2020/11/03

2020.8 長かったけど読みきった!子どもたちがたくましい。そうするしかないんだろうがそれにしてもたくましい。15人もいてよかった。守らなきゃいけない小さい人たち、頼りになる大きい人たちの存在はお互いにとって大きかった。どこでだって生活を作り上げること。絶望しないこと。ある意味...

2020.8 長かったけど読みきった!子どもたちがたくましい。そうするしかないんだろうがそれにしてもたくましい。15人もいてよかった。守らなきゃいけない小さい人たち、頼りになる大きい人たちの存在はお互いにとって大きかった。どこでだって生活を作り上げること。絶望しないこと。ある意味子どもたちはここに自分たちの楽園を作り上げた。だって「休暇」って。子どもたちだけでやっていけるかもしれない。でも大人が現れる。敵も味方も大人。大人はなんでいつもこうなのか。でも味方の大人の存在は子どもたちにとってはやはり頼もしかったんじゃないかと思う。大人は子どもたちを守られなければならない。自分だったらこんなにしっかりできるか…。

Posted byブクログ

2017/02/20

あまりにも有名なジュール・ヴェルヌの少年文学の古典。 知っていたつもりで読んだことなかったのだが、仕事の合間に読んでみたところ、さすがに100年以上の時の流れを生き抜いてきた作品だけのことはあって、面白かった。 主人公の少年たちは植民地時代のニュージーランドの寄宿学校の生徒で、...

あまりにも有名なジュール・ヴェルヌの少年文学の古典。 知っていたつもりで読んだことなかったのだが、仕事の合間に読んでみたところ、さすがに100年以上の時の流れを生き抜いてきた作品だけのことはあって、面白かった。 主人公の少年たちは植民地時代のニュージーランドの寄宿学校の生徒で、フランス・イギリス・アメリカの7~15才の両家の師弟とアフリカ系の見習い船乗りの少年。題名の「二年間の休暇」というのは寄宿生たちの「休暇」であって、船乗りのモコにとっては仕事だよね、というのがミソだよね、と思いながら読んでた。「十五少年漂流記」というのとはニュアンスが違う。もともとは「二週間の休暇」の予定だったのが、運命のいたずらで嵐の夜に港から船が離れて難破してしまうところから、物語が始まるのだ。 絶海の孤島の無人島に漂着した少年たちが、どのように知恵を絞り、結束と対立を繰り返しながら家族のもとに帰還するのか(なにしろ「二年間の休暇」だから!)、手に汗を握りながら読み進めるのがよいでしょう。そこには、若者たちが、考え方、国民性ひいては肌の色(?)を乗り越えて、20世紀という新しい時代を切り開いて行って欲しいという、ヴェルヌの温かい眼差しがあるように思いました。

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2014/11/15

第33回奈良県立図書情報館ビブリオバトル テーマ「休日」で紹介した本です。 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-1005.html

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2013/09/06

「15少年漂流記」の完訳版。400ページ以上なので、読むのに何日かかかりました。図書館では児童図書のコーナーにありました。パパが娘に「15少年漂流記」をおススメしていたのがきっかけで図書館で借りてきました。娘が読みたい!!と言っていましたが、だぶんこちらは無理なので、「15少年漂...

「15少年漂流記」の完訳版。400ページ以上なので、読むのに何日かかかりました。図書館では児童図書のコーナーにありました。パパが娘に「15少年漂流記」をおススメしていたのがきっかけで図書館で借りてきました。娘が読みたい!!と言っていましたが、だぶんこちらは無理なので、「15少年漂流記」の方を今度図書館で借りようと思っています。

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2011/11/01

 小学生時代父に買ってもらった「15少年漂流記」、学校の図書館で 分厚い本を見つけて元本だと知りました。  夢があり、一気に読んだ記憶があります。

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2011/10/25

風邪で一日ベッドにいて、30年ぶりくらいに読む。ちゃんと結果はわかってるのに、不覚にも最後で涙腺崩壊。 日本ではいろんな訳が出ていて、少年文学の古典名作のひとつ、という扱いなんだけど、イギリスではかなりマイナーみたいです。Adrift in the Pacific: Two Ye...

風邪で一日ベッドにいて、30年ぶりくらいに読む。ちゃんと結果はわかってるのに、不覚にも最後で涙腺崩壊。 日本ではいろんな訳が出ていて、少年文学の古典名作のひとつ、という扱いなんだけど、イギリスではかなりマイナーみたいです。Adrift in the Pacific: Two Years Holidayというのが英語の題で、アマゾンUKでもほとんど扱いなし。

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2010/11/10

 これももう、紹介するのも今更という、冒険物語の鉄板中のテッパン。いろいろな訳で読みましたが、これが一番読み応えもあり、面白いものでした。  国籍も年齢も様々な15人の少年達の乗った船が難破し、絶海の無人島にたどり着く。協力し、ときに県下をしつつも、力をあわせて困難に打ち勝って...

 これももう、紹介するのも今更という、冒険物語の鉄板中のテッパン。いろいろな訳で読みましたが、これが一番読み応えもあり、面白いものでした。  国籍も年齢も様々な15人の少年達の乗った船が難破し、絶海の無人島にたどり着く。協力し、ときに県下をしつつも、力をあわせて困難に打ち勝っていく彼らの姿に、どれほど胸を躍らせながらページをめくっていたことか!  たった一つの不満はといえば、この中に女の子が登場しないことだけでしょうか。 (時代背景や設定を考えると、これは致しかたないことなのですが……)  そしてやっぱり、モコの作る料理がどれもこれもおいしそうで困りました(笑) 「現代版『十五少年漂流記』」とのキャッチコピーにだまされて「蠅の王」を読んでしまったのも、今ではいい思い出です……。

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2010/11/09

僕の好きな古本屋には大概この本が置いてあります。題名とボール紙に包まれた装幀を目にするだけで冒険に出掛けたくなること間違いなし。それでもこの本を初めて購入したのは、右端に誰かがはっつけたちび黒さんぼのシールのおかげです。僕が手に取ったその本を、過去に誰かが夢中で読み耽り、川原に走...

僕の好きな古本屋には大概この本が置いてあります。題名とボール紙に包まれた装幀を目にするだけで冒険に出掛けたくなること間違いなし。それでもこの本を初めて購入したのは、右端に誰かがはっつけたちび黒さんぼのシールのおかげです。僕が手に取ったその本を、過去に誰かが夢中で読み耽り、川原に走って筏をつくったのは何時の事やら。

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