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やさしさの扉をひらく ちひろの世界 の商品レビュー

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2014/04/11

淡い。 美しく淡い 画家いわさきちひろの本。絵がいっぱいで嬉しい。近所にいわさきちひろ美術館があるのに知らなかった。今度行こう。 子供達の目に光がないのに、決して死んだような表情になっていないのが素晴らしい。 むしろ、何にも染められていない、澄んだ目とはこういうことかと思...

淡い。 美しく淡い 画家いわさきちひろの本。絵がいっぱいで嬉しい。近所にいわさきちひろ美術館があるのに知らなかった。今度行こう。 子供達の目に光がないのに、決して死んだような表情になっていないのが素晴らしい。 むしろ、何にも染められていない、澄んだ目とはこういうことかと思わされる。 『戦火のなかの子どもたち』の、焔の中の母と子、この絵が衝撃的でした。

Posted byブクログ

2014/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 私のような絵の素人でも、一目見ただけでそれと分かってしまうちひろさんの作品。本当に、素晴らしい作品ばかりで、私は大好きです。  この本は、いわさきちひろの作品と人生が紹介されています。しかも、書いているのはちひろさんの息子夫婦というだけあって、内容がしっかりしていることは言うまでもありません。  最初に一目で分かると書いてしまいましたが、よく見ると、年代ごとに作品の特徴が違っているんですね。そんなことも、この本を読めばよく分かります。  一枚の絵として見た方がいい作品と、一冊の絵本として、トータルで見た方がいい作品とがあるんでしょうね。私の実家にも古い本が眠っているので、改めて読み直してみたいです。

Posted byブクログ