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ジム・ボタンの機関車大旅行 の商品レビュー

4.6

18件のお客様レビュー

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2020/05/17

小2の息子に、寝る前の読み聞かせ。物語の吸引力にグイグイ引き込まれ、夢中になって読み終えた。何たる胸躍る冒険譚。人生に大切なことはたいていここで学べる。

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2017/07/25

エンデ作品は子どもの頃、モモを読んだきりで、一度ちゃんと読んでみたいと思っていた。 読んでは見たけれど、感想に困るというか、どうにも物語世界に入り込めず読み終えるのに時間がかかってしまった。ジムやルーカスやエマや、登場人物達は魅力的だと思ったしつまらなくはないんだけど、なんとなく...

エンデ作品は子どもの頃、モモを読んだきりで、一度ちゃんと読んでみたいと思っていた。 読んでは見たけれど、感想に困るというか、どうにも物語世界に入り込めず読み終えるのに時間がかかってしまった。ジムやルーカスやエマや、登場人物達は魅力的だと思ったしつまらなくはないんだけど、なんとなく理屈っぽさを感じた。 マンダラ国は完全に中国っぽくて、オリエンタリズムと思ったけれど、黒人の少年を主人公にして、砂漠の巨人のトゥートゥーさんに、(ジムの黒い肌に対して)「生まれつきのことで、べつにへんなことでもなんでもない」「たいていの人は残念ながら、そう考えない」と言わせていて、エンデなりの思想をファンタジーに込めたのかな、と。 オリエンタリズムというか、ちょっと子どもの頃に読んだアラビアンナイトっぽさも感じたので、先入観なく子どもの頃に読んでいたらもう少しワクワク出来たのかな。 とはいえ、ジムの出生の秘密が気になるので続きも読むつもり。

Posted byブクログ

2013/04/29

「モモ」の作者のミヒャエル・エンデのデビュー作。「モモ」のエッセンスが含まれているらしいけど、そんなことは関係なく、ハラハラドキドキで面白い。

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2013/01/30

これエンデの初期の作品だよね。デビュー作だっけ?すごくおもしろかった。どうなっちゃうんだろう?て読んでて心配しちゃうようなことも、ちゃんと解決されて楽しい。

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2013/01/21

とても面白かったです!登場人物がみんなすごく生き生きとしていて、アニメや映画のように映像が鮮明に思い描けました。特に機関車のエマは本当に生きてるのかと錯覚したくらい。訳者あとがきの「ものをものとしたまま、ものに命を感じる心」っていう言葉がとても印象的でした。見かけ巨人も半竜もいい...

とても面白かったです!登場人物がみんなすごく生き生きとしていて、アニメや映画のように映像が鮮明に思い描けました。特に機関車のエマは本当に生きてるのかと錯覚したくらい。訳者あとがきの「ものをものとしたまま、ものに命を感じる心」っていう言葉がとても印象的でした。見かけ巨人も半竜もいい味出してたなぁ。竜の町の絵もステキだった!

Posted byブクログ

2013/01/07

機関車が船になって海をわたるとは、思わなかった。ミセス・イッポンバのキャラが良かった。次の続編でミセス・イッポンバがどうなるか楽しみ。

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2012/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エンデ全集読破計画の最初の作品です。デビュー作でしたっけ? 自身の少年時代の思いを込めて、自分の楽しみのために気ままに物語を書き続けていたら、一冊の本ができていた・・という製作エピソードに著者のセンスを感じます。登場する架空の国、人、生き物など「はてしない物語」で健在だったファンタジー要素が溢れかえって 解説より、それでいて学校の批判、官僚への皮肉など、現実的な言及も盛り込んであるとか・・。もう一度いつか読み返したくなる感覚・深さもエンデ作品の特徴ではないでしょうか。続編も期待!

Posted byブクログ

2011/12/20

娘四歳と父さんで頑張って読みました(*^^*)すっかりハマって毎日ジムボタンごっこしながら寝て居ます。

Posted byブクログ

2011/09/07

これは子どもの頃に読んでおきたかった作品ですね。荒唐無稽のドキドキワクワク感がぎゅっと詰まってます。主人公の出生からして、小包で送られてくるんですから。機関車で海を渡り、異国の異文化に驚き、砂漠を超え、竜の街にさらわれたお姫様を救い出す。どのエピソードも楽しいく、「剣と魔法」以外...

これは子どもの頃に読んでおきたかった作品ですね。荒唐無稽のドキドキワクワク感がぎゅっと詰まってます。主人公の出生からして、小包で送られてくるんですから。機関車で海を渡り、異国の異文化に驚き、砂漠を超え、竜の街にさらわれたお姫様を救い出す。どのエピソードも楽しいく、「剣と魔法」以外のファンタジー冒険ものも面白さを味わえます。 またジム・ボタンを温かく見守る機関士ルーカスが、かっこいいんですよ。ああいう大人になりたいですな。

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2011/08/17

たかが児童文学と侮るなかれ、面白い! 小さな島国で平和に暮らしていた機関士ルーカスたちのもとにある日、小さな小包が届く。その中身は…!? 恐怖から目を反らすと、より怖くなってしまう。世界中の子供たちが助け合う。平易な文体の中にも、本当に大切なこと、忘れてはいけないことがたくさん詰...

たかが児童文学と侮るなかれ、面白い! 小さな島国で平和に暮らしていた機関士ルーカスたちのもとにある日、小さな小包が届く。その中身は…!? 恐怖から目を反らすと、より怖くなってしまう。世界中の子供たちが助け合う。平易な文体の中にも、本当に大切なこと、忘れてはいけないことがたくさん詰まっています。続きも気になります。

Posted byブクログ