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童話・そよそよ族伝説(3) の商品レビュー

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2011/04/01
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近いほうの図書館(11.03.26) 断片的にしか見えなくて、てんでバラバラに見えていた「約束」と それぞれの考えで動いていた人たちが あれよあれよという間にひとつになっていく。 あまりの急展開においていかれそうになったw やみの岩屋の土蜘蛛の王ヤソタケルのところではうるっときた。 王氏王朝のアシハラノシコオによってやみの岩屋に閉じ込められ、 スサノオとの約束の子をアシハラノシコオによって殺され、 岩屋から出ることができなくなった土蜘蛛一族。 「ただお前たちは、よもつひらさかをこえておおうみへ出たら、そのことを知っておいてもらいたい。土蜘蛛の一族が、まだここに閉じこめられたまま、夜見のスサノオとの約束を、待っているということを・・・・・・。そしてまた 、わが一族のものが間違えておおうみに姿を現わし、人々に乱暴を働いたとしても、せめて、どうしてそうしたのかということは、理解してもらいたい・・・。われわれには、そうしたくなる理由があるのだということを・・・」 知っておいて、覚えていて。 ほろびゆく一族のたった一つの望み。 (11.03.29)

Posted byブクログ