あかりの花 の商品レビュー
毎日真面目に働き家族がある。それが幸せ。という昔話らしいお話です。幸せのかたちは人それぞれ異なるので踏まえて昔話らしいですね。
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中国の苗(ミャオ)族の民話。 働き者の男がこぼした汗から、美しいユリの花が咲き、きれいな声で歌う。 男はユリを家に持って帰って、石臼の中に植える。 十五夜の晩に、明かりの中から美しい娘が現れ、ユリの花は消えている。 二人は一緒に働いて、仲良く暮らす。 ところが、家が裕福になると...
中国の苗(ミャオ)族の民話。 働き者の男がこぼした汗から、美しいユリの花が咲き、きれいな声で歌う。 男はユリを家に持って帰って、石臼の中に植える。 十五夜の晩に、明かりの中から美しい娘が現れ、ユリの花は消えている。 二人は一緒に働いて、仲良く暮らす。 ところが、家が裕福になると、男は遊び歩くようになり... 娘がまた一緒に働こうと語りかける場面で、切なくなった。 最後はハッピーエンドで、読後感も良い。
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読み聞かせ。10分。7分。まいて5分。中国苗族のお話。若者トーリンの額から落ちた汗から百合が咲き、美しい娘が現れる。
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星や月に関する絵本を探していたときに知り、よみたいと気になっていたので借りた。 働き者トーリンと、ユリの花とあかりの灯心の赤い花からあらわれた むすめのおはなし。 中国苗(ミャオ)族の民話。 中国の少数民族、この間の『月からきたトウヤーヤ』も十五夜、月に関する描写がある。 ぽっかり山の間に浮かぶ月を想像する……月のおはなしがうまれるのも納得かな。 お話としてはありがちだと思うけれど、いろいろななぜがある。 ユリは山に咲く花の珍しさと気高さからか。 灯りは見ているとふしぎな気分になって赤い花びらのゆらめきに見えるからか。 赤羽末吉さんの絵は、品があります。
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中国苗族に伝わる民話を絵本にしたものである。 働き者の男と、歌を歌うユリの花から現れた美しい娘の恋愛を描いている。 怠け者となった男から娘は去ってしまうが、改心して再び働き者となった男のもとへ、娘がユリの花から再び現れる場面は幻想的であり美しい。 「つるにょうぼう」「はなたれこぞ...
中国苗族に伝わる民話を絵本にしたものである。 働き者の男と、歌を歌うユリの花から現れた美しい娘の恋愛を描いている。 怠け者となった男から娘は去ってしまうが、改心して再び働き者となった男のもとへ、娘がユリの花から再び現れる場面は幻想的であり美しい。 「つるにょうぼう」「はなたれこぞう」など主人公の心変わりにより掴んだ幸せを失うという話は多いが、改心により再び幸せを取り戻すという話は珍しく興味深い。
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6分くらい。 働き者のトーリンが、ある日畑に行くと、ユリが一輪咲き、歌を歌うようになる。それを楽しみに畑に行っていたある日、ユリが踏み倒されていた。そこで、そのユリを家に飾っておくと、十五夜の晩に、美しい娘が現れる。 トーリンと娘は一緒に畑に行き、夜は一緒に夜なべをし、仲良く暮...
6分くらい。 働き者のトーリンが、ある日畑に行くと、ユリが一輪咲き、歌を歌うようになる。それを楽しみに畑に行っていたある日、ユリが踏み倒されていた。そこで、そのユリを家に飾っておくと、十五夜の晩に、美しい娘が現れる。 トーリンと娘は一緒に畑に行き、夜は一緒に夜なべをし、仲良く暮らしていた。 月日が経ち、暮らし向きが良くなると、トーリンは遊び暮らすようになってしまった…。
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中国版「鶴の恩返し」とでも言おうか、異形の妻のお話。 大きく異なるのは、「鶴の恩返し」の鶴みたいに、妻ばかりが身を粉にして働いているわけでなく、夫婦そろって仲良く働く。しかも男は炎の中から出てきた娘だから最初から普通の人間とは異なることも理解している。 金持ちになった男は怠けて遊び暮らすようになり、娘は去っていってしまう。去られた後、男は心を入れ替えてまた真面目に働きだすと娘が帰って来てハッピー・エンドに終わる。 う~~ん、なんだかな。いい話といえばいい話なんだけど、中国の話特有の説教臭さも手伝って面白くない。 「鶴の恩返し」や「雪女」のように余韻を残すような美しさに乏しい。
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「絵本の庭へ」の本のリストを見て、読んでみました。 中国苗族民話なのですが、鶴の恩返しのようでもあり・・かぐや姫のようでもあり、普遍的な内容でした。
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中国の昔話。貧乏だが働きものだったトーリンの前に現れた、十五夜の夜にユリの花からあらわれた娘。娘とともにトーリンは一生懸命働き、やがて生活に余裕が出てくるとなまけてくるようになり、娘はいつの日か消えてしまう。最後は改心したトーリンのもとに娘が戻ってくる。 こういうお話、大好き。...
中国の昔話。貧乏だが働きものだったトーリンの前に現れた、十五夜の夜にユリの花からあらわれた娘。娘とともにトーリンは一生懸命働き、やがて生活に余裕が出てくるとなまけてくるようになり、娘はいつの日か消えてしまう。最後は改心したトーリンのもとに娘が戻ってくる。 こういうお話、大好き。中国の昔話ってしっとりしていて、どれも割とすき。
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