1,800円以上の注文で送料無料

秘密の花園 の商品レビュー

4.6

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/03/25

読みたいとずっと思っていて、やっと読めた! 魔法信じて、頑張ろう…。 最後のシーンでは、メリーそっちのけで話がまとまっていくのが、不思議な感触。物語の後の事を想像すると、幸せな気持ち✨

Posted byブクログ

2023/03/22

過去の映画化作品では、93年のアニエスカ・ホランド版が話題だったと思うが未見。で2020年の最新版を見たので、ついでに原作も。 読んでみると、気の毒な境遇にも関わらず、共感しにくいメリーをはじめ、子供とは思えない曲者揃いの登場人物。荒れ果てた庭の再生は、人を寄せ付けない子供達の心...

過去の映画化作品では、93年のアニエスカ・ホランド版が話題だったと思うが未見。で2020年の最新版を見たので、ついでに原作も。 読んでみると、気の毒な境遇にも関わらず、共感しにくいメリーをはじめ、子供とは思えない曲者揃いの登場人物。荒れ果てた庭の再生は、人を寄せ付けない子供達の心を癒し、頑なな大人にも影響を与えていく。何と言っても憎まれっ子メリーと、今にも死にそうと本人が思っているコリンの造形が、素晴らしい。性格付けがはっきりとしていて、行動がぶれないので、この作品は何度も映像化されたんでしょうね。植民地政策真っ只中の時代だけあって、物語はインドから始まる。と言っても『小公女

Posted byブクログ

2023/01/24

暗い、話の始まりはこんな暗かったのか。だからこそ、ムーアに春が訪れ、庭の植物たちが目覚める描写が美しく輝く。 荒れ果てた庭に手をかけ再生させる行程でメリー自身も再生(生き直し)ていく。 病弱で気むずかしく、わがまま、みにくい子として描かれるメリーだが、大金持ちの親の育児放棄と無関...

暗い、話の始まりはこんな暗かったのか。だからこそ、ムーアに春が訪れ、庭の植物たちが目覚める描写が美しく輝く。 荒れ果てた庭に手をかけ再生させる行程でメリー自身も再生(生き直し)ていく。 病弱で気むずかしく、わがまま、みにくい子として描かれるメリーだが、大金持ちの親の育児放棄と無関心、誰からも愛されず存在さえ忘れられてしまう、そんな生育を考えたら仕方ない。それどころか、よくここまで生きてこられたね、そして変われたねとメリーの強さに拍手を送りたい。 お話の中心がメリーからコリンへとすりかわっていく後半は、子どもの時も不満だったけど、やはりモヤモヤする。 メリーが再生するには似たような生育のコリンを救うというプロジェクトが必要だったのかもしれないけれど。

Posted byブクログ

2020/11/24

イギリス出身の作家バーネットの代表作の一つ。孤独で少し荒れていた少女が秘密の庭園を見つけて……。庭園のなかで、だんだんと花開いていく登場人物たちとその関係性に注目です。

Posted byブクログ

2020/11/20

花園を愛でることを通して主人公自身も庭の成長と一緒にどんどん元気になっていくことがわかる。愛が人を幸せにする、ということがわかる素直さを身につけてほしい

Posted byブクログ

2020/11/03

2020.7 子どもは強い。大きくならずにはいられない。大人だってちょっと前は子どもだったはずなのになお。児童文学が大人に問いかける。何が大事なんだろう。大事なことを忘れていない大人がベンでありディッコンのお母さんなのか。「おおきくていいもの」。「ぼくのなかには魔法がある」。私の...

2020.7 子どもは強い。大きくならずにはいられない。大人だってちょっと前は子どもだったはずなのになお。児童文学が大人に問いかける。何が大事なんだろう。大事なことを忘れていない大人がベンでありディッコンのお母さんなのか。「おおきくていいもの」。「ぼくのなかには魔法がある」。私の中にもきっとある。

Posted byブクログ

2015/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読 星、5つ以上つけたいくらいの名作です。 児童文学の最高峰です。 何回読んでもドキドキ、ワクワク、ナミダナミダ、ワライワライの物語です。 今回はコリンの気持ちで読みました。 メリーと大喧嘩するところ、本当に楽しいです。 大人になってから出会った本ですが、ずっと大切にしたい一冊です。

Posted byブクログ

2015/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

簡単な話は小さい頃読んだ記憶がある。大人になってから、福音館文庫で読んだ。小公子や小公女もよいけれど、バーネットの作品の中では今は一番好き。

Posted byブクログ

2015/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有名どころだけれど、子ども用の短いものしか読んだことがなかったので、図書館で借りた。 メリー・レノックスは、おじさまに引き取られて、ミセルスウェイト屋敷に住むことになった。 その土地の少年・ディッコンと、いとこの病弱な少年・コリンとともに、10年間扉を閉ざされていた「秘密の花園」を生き返らせる。 カイフクの物語。 去年、図書館で借りたものの、分厚さに気後れして、読まないまま返却してしまっていた。 でもやっぱり、と再度借りて、読み始めてみると、まぁ、おもしろい。 メリーとコリンが元気になっていくのも嬉しいし、ディッコンが登場すると私も楽しくなってきた。 私が小学生の時にこれを読んでいたら、ディッコンに恋していたかもしれない。笑 自然の恵み、萌えの美しさ、心地よい生命賛歌がきこえてくる。 私も「魔法」を使えるようになりたいな。

Posted byブクログ

2014/10/28

 昔BSアニメか何かで見て、うっすらと記憶にあったが・・・原作(?)は結構あっさりしていて、こんな軽い話だったか?と思った。  最近かなり根を詰めているので、息抜きになって助かりました。  終盤、おじさんの描写がとても印象に残った。暗闇からだんだんと霧が晴れて、光が見えてくる。...

 昔BSアニメか何かで見て、うっすらと記憶にあったが・・・原作(?)は結構あっさりしていて、こんな軽い話だったか?と思った。  最近かなり根を詰めているので、息抜きになって助かりました。  終盤、おじさんの描写がとても印象に残った。暗闇からだんだんと霧が晴れて、光が見えてくる。物語では冬から春にかけての描写が多く、おじさんの心境が具体的に出てくのは物語後半、季節はだが、おじさんの心は秋の一番きれいな季節に春で満たされていた。  おじさん、ばんざいな気分だ。

Posted byブクログ