まつげの海のひこうせん の商品レビュー

山下明生【作】,杉浦範茂【絵】

2024/11/09

翠さんのコメント読んで、本棚登録しました。やっと図書館予約で手にとることができました。
大人の私もにじ色のさかなのひこうせん欲しい。
色々なこと考えている時点で虹が見えて、気持ちが上がって解決の糸口見えて相手に心が届く一連の流れがよく表現されていたようにも思いました。

2024/08/05

〝 ああ､悔しい！ぼくはケンカに負けたんだ。でも､ほんとうは負けたんじゃない。あいつが砂をぶっつけたから､それが目に入って､涙が出たんだ。あいつなんか､世界一の卑怯者だ。世界一のインチキ野郎だ！･･･〟ケンカに負けた｢ぼく」が “睫毛の海” に現れた飛行船に乗って､憎い｢あいつ｣を打ち負かしに行こうとする “なにくそ少年” の心境を描いた暮れゆく夏のファンタジ－絵本。

2024/07/21

喧嘩をしていじけていたら、さかなの飛行線がやってきた。
気持ちの切り替え方を教えてくれたのかな。
ま、喧嘩するほど仲が良いってね。

2023/09/25

８歳４ヶ月の娘
５歳４ヶ月の息子に読み聞かせ

よい絵本
選出だったので
存在は知っていたけど
読んだのは初めてだった。

私が生まれる前に出版
時代を感じる
いろいろと
今の時代だとそぐわない内容だったり
ん？とひっかかったり
でも出版時は革命的というか
考えさせられるものだったんだな。と思った。

娘と息子は
けんか相手への仕打ちの想像シーンで
笑ってたけどね～
おちんちん魚に食べられるには
痛そうっ

2023/07/04

第6回絵本にっぽん大賞
ボローニア国際児童図書展グラフィック賞
日本図書館協会・全国SLA選定

子どもの悔しい気持ちに寄り添わない先生の冷たい対応にびっくり。昔の教育だなと感じました。
消化できない悔しさは飛行船を創り出して、どんどん男の子の悔しい気持ちを盛り上げて？くれます。子どもならではの仕返しの発想は可笑しくて、その場面は子どもたちにも人気でした。
やっぱり想像の世界より現実で喧嘩して勝とうと思い直すところは全く悔しさがおさまっていませんが(笑)、はっきりした仲直りじゃないのに穏やかになって終わる感じはリアリティーを感じました。
時間と想像の中でのやり返しで少しは落ち着いたのかな？

2015/02/14

お兄ちゃんからお下がりしてもらった本。
喧嘩に負けた悔しさがすごく伝わってきた。
非現実的だけど、主人公の気持ちをうまく表現されてるって思いました。

2012/04/30

けんかして負けてくやしい気持ち、でもなんだかんだいってその相手のことがきになってしょうがない、そんな複雑な気持ちがとてもよく表現されている絵本。

2010/05/16

６分くらい。
友達とけんかして、横になっていると、魚の飛行船が現れた。
飛行船に乗って、友達をやっつけることを考えるうちに、気持ちがどんどん晴れてきて、でもなんだか物足りなくて。

2009/12/11

おー !!!　この本はなかなかですよ！

何をしても何を言っても頭の中は自由。
思いっきりケンカ相手に仕返しして （その仕返しの仕方が大爆笑ものｗｗ）
思いっきり仕返ししたら、なんか気持ちが落ち着いて・・・・
今度はマイナス思考じゃ駄目だと気づく彼。

いいねぇ～ 　気持ちのコントロールが上手。
そのうえ押し付けがましくなく
いい感じでポジティブ。

ただ・・・やっぱり絵が好きじゃないかなぁ