ワニのライル、おかあさんをみつける の商品レビュー
児童書だし、ライルが感動的な展開でお母さんワニと出会うのかと思うでしょう。 ところが違うんですよ。 ライルと一緒に芸を披露できなくなった元の飼い主のバレンティさんが、あまりのひもじさから再びライルを手に入れようと悪知恵を働かせます。 アテもないのにお母さんに会わせると言ってライ...
児童書だし、ライルが感動的な展開でお母さんワニと出会うのかと思うでしょう。 ところが違うんですよ。 ライルと一緒に芸を披露できなくなった元の飼い主のバレンティさんが、あまりのひもじさから再びライルを手に入れようと悪知恵を働かせます。 アテもないのにお母さんに会わせると言ってライルを連れ出すのです。 児童書らしからぬバレンティ!(もはや呼び捨て) 人が良さそうな顔をして、かわいいライルや一緒に暮らす家族を騙すなんて!! この悪どさが、このシリーズの面白さにつながっています。 お母さんに会いたいライルの目が、いつもよりつぶらに見えたり、かわいそうなところがさらにかわいく見えたりして、ギューーん!と心をつかまれました。 なかなか楽しいライルシリーズ。 別の本も読みます。
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バレンティーさんが、わるいことをしたり、口をすべらせたりしたのはまずかった。本当にライルにおかあさんが見つかってよかった。ライルのまわりの人がみんなやさしくてよかった。ライルがひこうきにのったのがうらやましかった。(小2)
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り。1242 6y1m ワニの好きなかいちゃんに、と思ったらりおちゃんがハマっている それもまたよし 確かに長いし(3冊分) 6歳向けかも じ。592 3y6m→5y10m好きそう
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ライルとバレンティさんは以前は組んで舞台や映画に出ていたらしいくだりがあり、調べるとどうもシリーズもの。これは5巻目でいろいろな経緯がある様子…。
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ライルが毎日プリムさん一家と楽しく暮らしているかたわら、ライルの元飼い主の映画スター、バレンティさんは貧乏になって暗い毎日を過ごしていました。なんとかもう一度ライルと暮らすようになって、一緒の舞台へ出て人気者になりたいと考えたバレンティさんは、ライルにおかあさんに会えるよと嘘の手...
ライルが毎日プリムさん一家と楽しく暮らしているかたわら、ライルの元飼い主の映画スター、バレンティさんは貧乏になって暗い毎日を過ごしていました。なんとかもう一度ライルと暮らすようになって、一緒の舞台へ出て人気者になりたいと考えたバレンティさんは、ライルにおかあさんに会えるよと嘘の手紙を送ります。プリムさん一家はどうせ嘘だと信じませんでしたが、ライルはどうしても気になってしまいます。おかあさんがいることなんて忘れてた、でもたしかにいるはずなんだ、と。 バレンティさんのダメンズっぷりが笑えます。母親をだしにおびき寄せようなんて卑怯なことをしちゃダメだと自分を戒めたのは一瞬のこと、空腹に耐えきれず、よーしやるぞ、とあっさり覚悟決めちゃいます。なんじゃそりゃー。
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