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におい山脈 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2014/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館に貼ってあった、「第26回 よい絵本」のポスターで知り、インパクトのあるタイトルだなぁと思っていた。 一度手にしたものの絵と雰囲気があまり好きになれず、よまないままだった。 久々に絵本をまとめてよみたいと思って棚を眺めていたら目についたので、借りてみた。 人間に山を切り崩されて生活の場を追われた動物たちが、新たな居場所として、人間がきらいなゴミを集めて、ゴミで山と山脈をつくるが……。 椋鳩十さんは、現代の民話としてこのおはなしを書いたとのこと。 そもそも民話とは何かと辞書をひいて確認したものの、よくわからない。(絵は民話の雰囲気を醸し出している。) インパクトがあるので、下ネタが好きな子どもにはうけるかもしれない。 大人には教訓めいて映る。 「にんげんたちは、なんのそうだんもなく、山を、きりくずして」、「じぶんで つくりだしたもの(注:ゴミ)を きらうとは おかしな はなしだなあ。」、などと、グサリとくるところもある。 自分の尻拭いは自分で、できないことをしてはいけない。

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2013/05/13

大きなテーマだと思った。 絵本でとても読みやすいけど、話が深い。読みやすいからこそすごく感じるものがあるのだと思う。椋鳩十を教材として扱った際には、この手の読みやすい絵本がたくさんあるので紹介したい。

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2012/10/03

住むところも食べるものもなくなって、動物たちは人間のきらいなもの[ゴミ]で山をつくる。 でもその山がくさくてくさくて、 そのうち人間は海に捨てるけど、海があふれて洪水になって 結局チベットの人やアンデスのインディオのような、自然とともに生きていた人しか生き残りませんでした、って話...

住むところも食べるものもなくなって、動物たちは人間のきらいなもの[ゴミ]で山をつくる。 でもその山がくさくてくさくて、 そのうち人間は海に捨てるけど、海があふれて洪水になって 結局チベットの人やアンデスのインディオのような、自然とともに生きていた人しか生き残りませんでした、って話 読んでて「三つ目がとおる」を思い出しました ゴミはなー 捨てちゃうけど、でも減らさないと! きれいな地球を汚したらだめだと思います・・

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2009/10/04

絵本って子供が読みやすいように 言葉は少なくとてもわかりやすい表現で 簡潔な物語に仕上がっているけど 優れた絵本は常に 大人でも真剣に考えてしまうようなテーマを 扱っているものが多いと思う。 このにおい山脈は 自然を破壊し続け自分達の住処を奪われた 世界中の動物達...

絵本って子供が読みやすいように 言葉は少なくとてもわかりやすい表現で 簡潔な物語に仕上がっているけど 優れた絵本は常に 大人でも真剣に考えてしまうようなテーマを 扱っているものが多いと思う。 このにおい山脈は 自然を破壊し続け自分達の住処を奪われた 世界中の動物達が人間に腹を立て人間の嫌いなゴミで 自分達の住処を作ってやろうと企て ゴミの山で築かれた住処が原因で最後には ゴミを出さず自然のサイクルで生活していた インディオなどの原住民だけが いつもと変わらぬ生活を送ることができた。 という話。 大人でも考えてしまうようなテーマを 子どもにも分かりやすく伝えられる 絵本作家や児童書作家って本当に凄いと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

4年生への読み聞かせのとき、何を読もうか悩み、図書館でたまたま見つけた本。かなり古いのでソ連なんて言葉も出てくるが、内容がとにかく濃い。高学年ならではの読み聞かせとなった。小学生は意外と環境問題に興味があるみたい。

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