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いちごつみ の商品レビュー

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2024/03/22

作者の神沢さんは、幼少期を北海道の樺太で過ごされたそうです それを考えるとクマを絵本のモチーフにしたのもすんなり納得出来ます 絵本や童話の世界では、動物など人間以外の生物や、ぬいぐるみなどの物体と人間が 仲良くなったり、対等に会話したりということがよく起こります 子どもの頃...

作者の神沢さんは、幼少期を北海道の樺太で過ごされたそうです それを考えるとクマを絵本のモチーフにしたのもすんなり納得出来ます 絵本や童話の世界では、動物など人間以外の生物や、ぬいぐるみなどの物体と人間が 仲良くなったり、対等に会話したりということがよく起こります 子どもの頃は、自分というものすら曖昧ですから、動物がおしゃべりしたり、人間のように振る舞うことに何の抵抗もないのかも知れませんし 想像の世界では、それがごく普通の出来事として受け止められているのでしょう さて、この絵本に登場する大きくて優しいクマは、最初女の子に話しかけられて若干戸惑っているように見えます しかし、女の子はクマを怖がる素振りも見せず「普通」にクマと接し、 いちごを分けてあげ、しまいには壊れた家を直して欲しいとお願いまでします この女の子のちょっと図々しいくらいの態度に面食らってしまいました でも、このフラットな関係こそが人間関係を良好にする鍵なのかも知れないなぁ つい上下の関係で対人関係を考えてしまいがちですが 年齢が違ってもよい友人関係を築くことは可能だし 何かお願いごとをする時も、必要以上に申し訳ないという気持ちを持つ必要も無いんだろうなぁ むしろ、それは相手にも失礼なのかも? 大きくて優しいクマは、女の子の壊れたお家をいとも簡単に修理してくれました そして、女の子と女の子のお母さんに大変感謝され 楽しいお茶の時間を過ごしたのでした 自分を信頼し、他者も信頼し、上下の別なく対等な関係を築く 言うは易し行い難し…ですね

Posted byブクログ

2009/10/04

心やさしい大きなくまと女の子のやりとりがかわいい。 のいちごつみができる大自然が羨ましく、春を感じることができる 綺麗な絵に見入ってしまう。

Posted byブクログ

2009/10/04

女の子と熊さんイチゴ摘みをして?!楽しい交流をするお話。キャンパスの上に書いたような優しい絵がとっても素敵な本です

Posted byブクログ