トビウオのぼうやはびょうきです の商品レビュー
水爆実験の問題を定義した絵本。 ものすごく胸に刺さる。 読み聞かせはせず、子供達は小学生以上になってから自分で手に取って読んで自分なりに咀嚼していた。
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おどろおどろしくないイラストなのが逆に怖いのですよね。 そして多分、影響は直接灰を浴びたぼうやだけに留まらないはずで。 ずっと読み継がれているこの本だけど、一体何が起こったのかは予備知識がないとわからない。 わからないと余計に怖いだろうな。 何の説明もなく魚たちが苦しむ話なんだか...
おどろおどろしくないイラストなのが逆に怖いのですよね。 そして多分、影響は直接灰を浴びたぼうやだけに留まらないはずで。 ずっと読み継がれているこの本だけど、一体何が起こったのかは予備知識がないとわからない。 わからないと余計に怖いだろうな。 何の説明もなく魚たちが苦しむ話なんだから。 核実験とか、死の灰とか、予備知識があった方がインパクトはむしろ少ないのかもしれない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いっぴきの小さなトビウオのぼうやの日常がひたひたと壊されていく。優しい語り口、絵で描かれているからこそより伝わる悲しさと恐ろしさ。 1954年の第五福竜丸事件の話。無線長だった久保山愛吉さんは、半年後に亡くなりましたが、闘病中、「自分が人類史上最後の被爆者であるように」「日本人のためなら、モルモットになってもいい」とおっしゃっていたそう。涙が出てくる。ごめんなさい。今、日本はひどい状況です。原発再稼働を進めようとする人たちは、これを読んでも何も思わないのだろうか。 辛い内容をきちんと伝えてくれたいぬいとみこさんに感謝します。
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まだ保育園の頃、歯医者かなんかで1回読んだだけですが、何となく覚えています。 核燃料をまだ制御できない人間。 でも効率のいいエネルギー生産方法は必要。 果たして人類は、理想の未来を手に入れられるのか。 しかし発電に使う核と、戦争に使う核は全く別の問題。 この本は反原発ではなく、...
まだ保育園の頃、歯医者かなんかで1回読んだだけですが、何となく覚えています。 核燃料をまだ制御できない人間。 でも効率のいいエネルギー生産方法は必要。 果たして人類は、理想の未来を手に入れられるのか。 しかし発電に使う核と、戦争に使う核は全く別の問題。 この本は反原発ではなく、反戦本ではないかと思う。 原発問題で再び注目を浴びているのかもしれないが、本来の意図も忘れないようにしたい。
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絵本の中に描かれているのは放射能の恐怖だ。 予備知識なしで読みだしたから、 考えさせられた。 いぬいとみこさんの本をふと手にとってみて、 図書館の検索で見つけた本。 2002年に亡くなっている。
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東日本大震災後、福島第一原発でトラブルがあり、放射線を放出している今、この絵本のメッセージはとても大きい。人類にとって絶対くり返してはならないことを、静かに子どもたちに伝えている。初版時に読了。再読。
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題名はかわいらしいのに内容はあまりに残酷でショックでした。 水爆実験の被害をトビウオの視点から描いた絵本です。
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こういう絵本は好きじゃないです。うまく言えませんが、これなら事実を伝えた方が良い気がします。日本のこういうプロパガンダ、特に戦争、原爆などをテーマにしたものがどうにも好きになれません。
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うう・・なんだよーーこれもか>< 「トビウオのぼうやはびょうきです」なんて 牧歌的なタイトルで、 ふつうのほのぼの話かと思ってたらとんでもなかった・・ 水爆実験で灰を食べて具合が悪くなる話でしt とんでもねえ 知らないとこわいなー
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借りてきて親がちょっとばかり動揺してしまった。 じつはこんなことがあったんだよ、と息子に原爆のお話をしました。
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