Mac再発見の旅 の商品レビュー
Mac OS X v10.5 Leopardにいたるまで、初代Macからのユーザーインターフェイスについて書かれた本。 Mac愛にあふれているが、ちょいちょいWindowsについてけなしたり、旧MacOS(OS 9以前)の方が優れていると思っている節があり、クセがある書き方となっ...
Mac OS X v10.5 Leopardにいたるまで、初代Macからのユーザーインターフェイスについて書かれた本。 Mac愛にあふれているが、ちょいちょいWindowsについてけなしたり、旧MacOS(OS 9以前)の方が優れていると思っている節があり、クセがある書き方となっている。 けっこうボリュームがあるのだが、ネタの重複がたびたびあり、あまり体系化されていないので、冗長に感じる部分が多い。
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「いかにユーザーにわかりやすく表現をするか?」 を32×32のドット絵時代から追求してきたDNAが流れているからこそappleという会社からiPodやiPhoneにおける幅広く受け入れられたデザインが生まれたのだと思います。 その歴史をひもとくと、なぜWindowsユーザーが...
「いかにユーザーにわかりやすく表現をするか?」 を32×32のドット絵時代から追求してきたDNAが流れているからこそappleという会社からiPodやiPhoneにおける幅広く受け入れられたデザインが生まれたのだと思います。 その歴史をひもとくと、なぜWindowsユーザーがphotoshopを使いにくいかなども分かってくる。 著者がかなりMacを優遇しているのが気になりますが、システムとしてのMacの歴史とその功績を知るには最良の本。 ただし、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を語りながら中身はほぼ文章での説明のためきちんと文章を読む人向き。 結構なボリュームなので興味のあるところだけ読んでも面白いと思います。 GUI以外にもユーザーがあやまってフロッピーを取り出さないように、第一号機から手動のイジェクトボタンをなくす機構を採用するなど、各所に散りばめられた気配りには恐れ入ります。
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