「自由」は定義できるか の商品レビュー
所在:展示架 請求記号:316.1/N35 資料ID:11600489 選書担当:新村 「自由」について考えたいあなたにオススメの一冊。
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縦横無地人の考察の末、 オチが、自由は定義出来ない、というので少し笑ってしまいますね。 自由主義者としてハイエクのみを上げ、ロスバードやミーゼスのレッセフェール経済学に少しも突っ込まないのは不満。 というか無知? というのは自由と経済はあまりに不可分で仲正氏の文学者故の?経済音痴...
縦横無地人の考察の末、 オチが、自由は定義出来ない、というので少し笑ってしまいますね。 自由主義者としてハイエクのみを上げ、ロスバードやミーゼスのレッセフェール経済学に少しも突っ込まないのは不満。 というか無知? というのは自由と経済はあまりに不可分で仲正氏の文学者故の?経済音痴も気になる本ですね。
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[ 内容 ] リベラリズムの「リベラル」も“自由”、「自由主義史観」も“自由”、「自由民主党」も“自由”…お互いの“自由”が衝突しあって、話がかみあわない! そもそも“自由”の定義って何? 自己責任、格差、監視社会、市場原理などのトピックに触れつつ、“自由”の概念の変容の軌跡を追...
[ 内容 ] リベラリズムの「リベラル」も“自由”、「自由主義史観」も“自由”、「自由民主党」も“自由”…お互いの“自由”が衝突しあって、話がかみあわない! そもそも“自由”の定義って何? 自己責任、格差、監視社会、市場原理などのトピックに触れつつ、“自由”の概念の変容の軌跡を追う、注目の論考。 [ 目次 ] 第1章 「自由」を定義する? 第2章 「自由主義」の起源 第3章 自由のための「国家」 第4章 「法」と「自由」 第5章 精神的な「自由」 第6章 自己再想像としての「自由」 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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「私」が強制ではなく、自分の自由意志で「私の自由」を制約する」という法。積極的自由(to freedom)を追求しすぎると、全体主義に陥る。富の再配分のルールを考えるロールズがたのリベラリズム。物質的犠牲を払うことのなったとしても、他者の決定に依存することなく「自由」に行動しよう...
「私」が強制ではなく、自分の自由意志で「私の自由」を制約する」という法。積極的自由(to freedom)を追求しすぎると、全体主義に陥る。富の再配分のルールを考えるロールズがたのリベラリズム。物質的犠牲を払うことのなったとしても、他者の決定に依存することなく「自由」に行動しようとする積極的姿勢を求めるハイエク。消極的自由を「自己」申告に基づき相互に最大限に認める。そのための「自己決定」できるだけの選択肢を作り出すことが重要というセン。
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リベラルやらリバタリアンやら カントやらヘーゲルやらマルクスやら 法哲学キーワードが散らばって、ごっちゃ盛りな内容です。 著者の解釈が正しいのか ―自分で見極めることができる能力があれば、より楽しめるでしょう。 自分にとっては、以下のコーネルの考え方が、新発見でした。 〜セ...
リベラルやらリバタリアンやら カントやらヘーゲルやらマルクスやら 法哲学キーワードが散らばって、ごっちゃ盛りな内容です。 著者の解釈が正しいのか ―自分で見極めることができる能力があれば、より楽しめるでしょう。 自分にとっては、以下のコーネルの考え方が、新発見でした。 〜セクハラ・妊娠中絶・解雇・多文化主義など・・・当事者の重要なアイデンティティに関わる紛争が生じた際には、 単純な利益の対立として考えるのではなく、 コーネルは、「イマジナリーな領域への権利」の侵害という視点から考えるべきだと主張する。 それゆえ近代リベラリズムの前提「各人は外的強制さえなければ、常に自らの自由意志に基づいて、自己決定して行動できるはず」を問い直し、 むしろ、そうなれるように相互に努力する方向に発想を転換するということが必要とする。 〜ふーん。わかったようなわからないような。
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