私はネコが嫌いだ。 の商品レビュー

よこただいすけ【作・絵】

2023/03/24

〝十五年前､娘が仔猫を拾ってきた｡全身真っ黒で､縁起の悪いネコだ｡私は猛反対したが､娘の熱意に負けた...私はネコが嫌いだ･･･いつまでたってもトイレは覚えもしないし､腹が減れば夜中だろうと騒ぎだす...私はネコが嫌いだ･･･仕事の邪魔するネコ､めしを食ったことは忘れても､睡眠の邪魔は忘れないネコ...三年前から急に老け込んできた｡いよいよご臨終だ｡これで多少気も楽になる...と､思っていた〟･･･私の膝の上で小さく､小さく二回鳴いた｡私は...私はネコが嫌いだ！ (第13回新風舎えほん大賞金賞受賞作品)

2018/10/03

立ち読み

思ったとおりの内容だった
好きだけど
家には置いておけない
だって泣いちゃうもの

2014/08/04

ネコを飼ってる人は誰しもが感じたことある嫌なこと。少なくとも私はとっても共感できた。だからネコは嫌い。会話ができないから意味が分かんなくて嫌い。けど、それでも、人みたいに、分かり合える瞬間がある。人よりももっと近くで寄り添ってほんの少しの安らぎをくれる。嫌いだけど好きって思う。2014.8.3.

2013/03/24

書店で見つけて即買いした。

家の黒猫と重なって、文句なしに泣けた。

かわいいだけじゃなく、胸にキュンとくる内容・・・

猫好きにはたまらない一冊。

とにもかくにも、読んでみてください。

2011/06/12

猫を飼っている人には本当に泣ける絵本。
猫を拾ってから、猫を見取るまでのお話。
お父さんが最初から通して「私はネコが嫌いだ」と言ってるけど、心の何処かでは愛していたんでしょう。
もう、最後の展開が切なすぎる!!

ただ、この絵本廃盤になってるのが残念でならない。
こんな良い絵本が世間に出回らないなんて・・・。

2012/04/22

泣けた・・・。

いかにも頑固そうなお父さんの表情や、きょとんとしてる黒猫の顔が愛らしい。ちょっとかすれたような絵のタッチも好き。

最後の、猫を抱きしめるお父さんの背中が、何とも切ない。

2009/10/07

黒猫を飼っているので。

いかにも涙を誘う雰囲気ぷんぷんでどうかなー
と思ったのですが、いざ！

…案の定、ボロ泣きしてしまいました。

2009/10/04

この主人公は、きっと死ぬまで「猫が好きだ」とは言わないし、
この猫は、きっと「ありがとう」なんて言わない。

だって、主人公は親父だし、
猫は猫だから。
そういう当たり前さが泣ける。

2009/10/07

私はネコが好きだ。
特にこの本のネコ、可愛い。
泣けた。
おじさん、ホントはこの子好きだったんだね。
失ってから気づくってあるよね、と思った。