1,800円以上の注文で送料無料

ドイル傑作集(2) の商品レビュー

3

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/07/09

ドイル自らによってまとめられた短編集の中から、海を舞台にした作品をまとめた作品。ドイルの船医として働いていた経験が存分に活かされた作品だが、ミステリとしての質はそこそこ。海洋奇談編という名のとおり、奇妙な話の連続で、論理的な解決が見られないものも多い。書かれた時期を調べていないの...

ドイル自らによってまとめられた短編集の中から、海を舞台にした作品をまとめた作品。ドイルの船医として働いていた経験が存分に活かされた作品だが、ミステリとしての質はそこそこ。海洋奇談編という名のとおり、奇妙な話の連続で、論理的な解決が見られないものも多い。書かれた時期を調べていないのでなんとも言えないが、ドイル晩年のスピリチュアルへの傾倒が顕著に出ている。ベストは……リドルストーリーぽさもある『ジェランドの航海』か、トリックとストーリーの塩梅が良い『縞のある衣類箱』(どっかで読んだ気もするが)

Posted byブクログ

2020/07/09

「J・ハバクク・ジェフスンの遺書」「あの四角い小箱」が良かった。が、途中で結末がなんとなく予想がついた。と、いうことは過去に読んだことがあるのかもしれない。2020.7.9

Posted byブクログ

2015/09/29

帯文(裏表紙):”海と船のもつ秘密と怪異な事件をテーマにした6編を収録” 目次:縞のある衣類箱、ポールスター号船長、たる工場の怪、ジェランドの航海、J・ハバクク・ジェフスンの遺書、あの四角い小箱、解説

Posted byブクログ

2014/10/10

思ってたより薄かった…。 もうちょっとボリュームが欲しかったです。話数的に。 日本の話が出てくるとは思わなくてびっくり。 最後の「あの四角い小箱」が好きです。

Posted byブクログ

2012/08/25

間違えて2巻から買ってしまった。丁度クルーズ船に乗った前後に読んだので洋上のさわやかなイメージが浮び良い読書体験となった。

Posted byブクログ

2011/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編なので、通勤電車で読むのによい。 長編の文庫を電車で読んでいると、終点までに読み切らないと、 どうしても、お昼休みが待ち遠しくなってしまう。 短編の場合は、ちょうど通勤電車で読み切れるので嬉しい。 シャーロックホームズがでなくても、 シャーロックホームズの話とどこが相似か、どこが対称的か、 どこが類似の題材かなどを考えながら読んでいると面白い。

Posted byブクログ

2010/03/09

今作は海上(船上)をテーマにした短編集。 1のミステリ編より情景がわかりやすく、お話的にも面白いものが多かったです。

Posted byブクログ

2011/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『縞のある衣類箱』 漂流する船で見つけた縞のある衣類箱を回収。箱の前あった頭を割られた遺体。収容した船の船員の一人も同じ遺体となって発見される。衣類箱の秘密。 『ポールスター号の船長』 北極海で捕鯨に励むポールスター号。しかし氷に阻まれ航行不能に。食糧が乏しくなる中クレーギイ船長の目撃した謎の女の謎。 『たる工場の怪』 闘鶏号で冒険中のメルドラムが立ち寄った島の樽工場。イギリス人ウォーカーと医師セヴラル。現地人が恐れる夜に現れる怪物。3日ごとの惨劇。謎の怪物に殺されたウォーカー。体中の骨がバラバラにされた死。怪物の正体は? 『ジェランドの航海』 横浜で働くジェランドの起こした横領事件。事件発覚前に日本からの脱出を図るが・・。 『J・ハバクク・ジェフスンの遺書』 マリー・セレスト号に乗っていたジェフスン博士の遺書。マリー・セレスト号事件の真相と黒人たちの反乱。黒人女性に貰った丸い石の謎。 『あの四角い小箱』 航海中に偶然2人の男の怪しい会話を聞いてしまった男。2人の男の子箱にかくされた秘密。  2010年1月29日購入  2010年10月11日読了

Posted byブクログ

2009/10/28

その名の通り、海をテーマにした作品が収められているのですが、 ドイルが晩年になって、テーマごとにカテゴライズしたのは先日紹介したとおり。 経緯○○度、緯度○○度…といきなり言われても分からないような所もありますが、 さらっと読み飛ばすのであれば、問題はありません。 ドイルが医者...

その名の通り、海をテーマにした作品が収められているのですが、 ドイルが晩年になって、テーマごとにカテゴライズしたのは先日紹介したとおり。 経緯○○度、緯度○○度…といきなり言われても分からないような所もありますが、 さらっと読み飛ばすのであれば、問題はありません。 ドイルが医者として、一年間船医をしていた経験が生きた作品たちでした。 収録作品は以下の6作。 ・縞のある衣類箱 ・ポールスター号船長 ・たる工場の怪 ・ジェランドの航海 ・J・ハバクク・ジェフスンの遺書 ・あの四角い小箱 日本をテーマにした作品がある…というので楽しみにしてたのが「ジェランドの航海」。 続き→http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-361.html

Posted byブクログ

2009/10/04

海と船のもつ秘密と怪異な事件をテーマにした海洋奇談編。 「縞のある衣類箱」 「ポールスター号船長」 「たる工場の怪」 「ジェランドの航海」 「ジェ・ハバカク・ジェフスンの遺書」 「あの四角い小箱」 6編収録。

Posted byブクログ