タビと道づれ(2) の商品レビュー
例え話が飛躍していて分かりにくかったりするんだけれど、それを差し引いても良いと思える漫画。自分には何もないと思っているカノコの独白が中学時代の自分と重なって胸に突き刺さる…。この方は今の若者を描くのが上手いなぁ。
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お話が動き出した感じがしますが、どうなっていくんでしょうか。 やっぱり暖かくて、やさしくて、読んでいてホッとなる感じがしました。
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短い言葉、長い言葉、詩的な言葉。 何気ない表情、劇的な仕草、不思議な世界観。みんなが必死で何かを願い、何も願わず、何かを想いながら”生きている”。この作品には、現実社会で置き忘れてしまいがちな『想い』が「これでもか!」とばかりにぎっしりと詰まっている。
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モラトリアム真っ只中のカノコの気持ちがなまじ分からないでもないだけに、読んでいて色々胸に迫るものがある巻。そして全体的にほんのり甘酸っぱい。そういう意味では、カノコ編最後に桃の香りの話を持ってきたのはうまいなあと思います。
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