海鳴 の商品レビュー

高緒拾(著者)

2014/06/03

背景と手が好みだったので、購入しました。
更に好物の年上受け！
表題作は田舎に赴任した美術教師と生徒のお話。
まっすぐで不器用な攻めがよかったです。
年下攻めの醍醐味って、精一杯背伸びしても余裕でかわされたり、過去の男に嫉妬したり、そういうのがたまらんです。
この話では、過去の男は故人でそれがきっかけで学校をやめさせられてしまうのですが。
最後の話、読んでて暫く続編だと気付きませんでした。
絵は上手いと思うのですが癖がある上に描き分けが微妙なので、時々キャラが分からなくなるかもしれません。
背景はとても好みです。

あと、ラストキスは過去だけで、現在では何もしない方がよかったなあと思いました。
家族がお互いいる訳ですし。

2013/01/14

短編集。 でも１作毎がボリュームあるので結構読み応えあり。
表題作はちょっと綺麗にまとまり過ぎた気がするけど…好みの問題かな。 どうも生徒×先生ってイマイチ萌えない。
『十六夜の月』は、何でもないところから生まれる恋愛感情が生々しいと思った。 そしてワイルドな受けが色っぽい♪
『合鍵』はガッツリエロ。 でもやっぱりこの作者のエロはスポーツみたいな爽やかさがある(笑)

描きおろし長編の『ラスト・キス』が良かった！ あの歳で、あの環境で、あのラストだから切ない。 ほのかに漂うメロドラマの香りが作風とマッチして、上手いなぁ〜と思った作品。

2009/10/07

絵がしっかりしているからかなかなかに説得力のあるエロ。絵柄が濃いのとホモでハードエロなので読むとき注意。

2010/09/26

書店に行ったら平積みされてました。ノーチェックだったので歓喜!!新刊だ、新刊が出てる!!もう嬉々としての購入です。こちらの作家さん大好きです、私。