朱に交われば… の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
三浦朱門氏の青春を彩った人々は、曽野綾子、吉行淳之介、遠藤周作、阿川弘之諸氏等だそうです。「朱に交われば・・・ 私の青春交遊録」、2007.9発行。曽野綾子さんとは彼女が聖心女子大学2年の時に出会ったそうです。夫婦とは、世界で最も遠慮なく接することのできる他人とかw。
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図書館で「三浦しをん」さんの作品の隣にあって三浦の下あたりが分類シールで隠れていたのでしをんさんのだと思い込んで借りました。 読み始めた瞬間に「あ、違う!これはものすごいおじさんの書いたものだ!」と驚きました。 なんだかすごい人のようなので(第三の新人という文学史でならったグルー...
図書館で「三浦しをん」さんの作品の隣にあって三浦の下あたりが分類シールで隠れていたのでしをんさんのだと思い込んで借りました。 読み始めた瞬間に「あ、違う!これはものすごいおじさんの書いたものだ!」と驚きました。 なんだかすごい人のようなので(第三の新人という文学史でならったグループ)これも縁かと読み進めました。 現在(2016年)90才になられる御大でこの作品のころは81才ぐらいでしょうか。 女性蔑視的な部分もあるにはありますが、簡潔でわかりやすい文章で意外とスラスラ読めました。 当時の朱門さんの青春、交遊がいきいきと伝わってきます。 ただ一点、「老害と言われないように85才ごろまでには引退しようと考えている」とありましたが…85ってすごすぎますよね。
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