銀色ナイフ の商品レビュー
言葉でいちいちひっかかる人って確かにいるよね。でもキツイいい方されたり自分としてはひっかかる傷つけられる言葉を聞くと不愉快になるのは当たり前・・・私も何か言うときは気をつけなきゃなぁ。でも言った当人は悪気が無かったりするんだよね。 良いなぁと思ったのは突然のキャンセルは結果的に...
言葉でいちいちひっかかる人って確かにいるよね。でもキツイいい方されたり自分としてはひっかかる傷つけられる言葉を聞くと不愉快になるのは当たり前・・・私も何か言うときは気をつけなきゃなぁ。でも言った当人は悪気が無かったりするんだよね。 良いなぁと思ったのは突然のキャンセルは結果的に助かったということを想像すると嫌な気持ちにならないということ。これは前向きになれそうだなぁ^^ あと子供は自分の物ではない、親の思う通りにはならないということ、それは私の経験上その通りです。だから無理矢理あれこれやらせようとするとグレル。
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友人から借りる。 「つれづれノート」の 鋭い部分だけを 抜き出したようなエッセイ。 なるほどと 思わされる部分は多々あるが、 読み物としては 「つれづれノート」のほうが 面白い。
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著者のこざっぱりとした感じがとても心地いい。 世の中のしくみを何となく見せてくれているようなエッセイ。
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読んでいる間に、過去の辛い記憶と感情がいくつも甦ってきたのは、たまたまかな。 少しずつ読んだ方が楽しめる。
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*裏切られるという感覚* また、あの人は私を一生愛すると誓ったのに、愛人と駆け落ちしてしまった。裏切られた、という場合。それは、ただ単に、あの人にとって私に魅力がなくなったということだろう。本当に裏切られたのは私ではなく、あの人かもよ。いつのまにか、愛せない「私」になっていたとい...
*裏切られるという感覚* また、あの人は私を一生愛すると誓ったのに、愛人と駆け落ちしてしまった。裏切られた、という場合。それは、ただ単に、あの人にとって私に魅力がなくなったということだろう。本当に裏切られたのは私ではなく、あの人かもよ。いつのまにか、愛せない「私」になっていたということだから。自分の落ち度も省みないと。 ただやみくもに裏切られたのではなく、裏切られたと感じるようなダメージをこうむるようなバランスの悪い状況を作った自分の方にもミスがあったんじゃないか。 *恋* 恋愛ってやっぱり、いま恋愛していいって、自分に許してるから、するんだと思う。 というのも、本当にそれどころではない時って、人って、恋愛しないもの。恋愛どころではない時ってあるよね。何かのために必死になってる時、戦ってる時。生きるか、死ぬかって時。 恋愛感情が芽生える時って、ちょっと余裕のある時だと思う。だから、結婚してる人が、もう恋愛(浮気)はしないと、強い決意をしたら、恋愛はしないと思う。する人は、そこまで思ってないんだと思う。ちょっとしてもいいかな、って。 (中略) 人に魅力を感じるのと、その気持ちを恋愛感情へと育てるのは違う。魅力を感じるのは素直な感想だろうけど、恋愛感情に育てあげるのは、意志の力だ。 *苦しんだという感覚* 苦しみってなんだろう。 私の経験から言うと、我慢を強いられることが継続している時が、苦しい。 なにか大変なことが起こって、その処理に追われているときは、苦しいというよりも、忙しいとか大変、に近い。もうパニックになって、とにかく事後処理に追われ。苦しいなんて思ってるヒマがなかったりする。 (中略) でも、私は思う。 苦しみって、人にもうまく伝えられないし、代わってももらえない。本当の意味で理解もされにくい、自分だけのものだ。苦しんでるあいだは、とても孤独だ。 だけど、苦しんでるという自覚、苦しんだという自覚は、必ず自分の力に、やがてなる。それは自信のもとになる。ずっとずっとたってから、それはすごい強さになる。自分独特の、強さになる。私はそう思っている。 *適材適所* よかった〜。苦手なことをやらずにすむ自由があって。本当によかった。ラーメン屋で毎日スープを仕込んでいることを、今、想像しただけで、苦しくなった。 好きなことができるってことよりも、嫌なことをやらなくてすむってことの方が、ありがたい。だって、国や時代や状況によっては、自由がない場合があるから。 **
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「つれづれノート」でたまにキラリとしたことを書いていましたが、それを煮詰めて煮詰めて書いたもの。 辛口な銀色夏生が好きという人にはたまらない1冊。
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2007年最後の読書です。辛口エッセイ。結構一匹狼的なドライなまっすぐな意見が綴ってあって、あぁこれ私も思ってたってことが多くてすごい親近感が湧いた。思っていたことを代弁してくれている感じでしょうか。おもしろかった記事はまたのちのちここに残しておきたいです。なんか恋愛感情っていう...
2007年最後の読書です。辛口エッセイ。結構一匹狼的なドライなまっすぐな意見が綴ってあって、あぁこれ私も思ってたってことが多くてすごい親近感が湧いた。思っていたことを代弁してくれている感じでしょうか。おもしろかった記事はまたのちのちここに残しておきたいです。なんか恋愛感情っていうのは映画とか雑誌とかっていうメディアの賜物でもともと人間は持っていなかったっていうそういう話がおもしろかったなぁ。私も恋に恋するって言う人が多いんじゃないかって思ったりしてたから。新鮮な話でした。
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気持ちがすっとする。 研ぎ澄まされるかんじ。好きだ、けれど、わたしはこのひとほどは思いきれないやって笑う。
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注意書きにあるほどショックな内容ではありませんでしたよ(笑)私としては、共感出来る部分がたくさんありまして、声を大にしてオススメしたい一冊です。最初に書いてある通り、何度も同じ内容の話が出てくるのですが、それが非常に効果的で、ココロに響いてきます。構成も、すごい。うまく出来た本だ...
注意書きにあるほどショックな内容ではありませんでしたよ(笑)私としては、共感出来る部分がたくさんありまして、声を大にしてオススメしたい一冊です。最初に書いてある通り、何度も同じ内容の話が出てくるのですが、それが非常に効果的で、ココロに響いてきます。構成も、すごい。うまく出来た本だと思いました。(2007.10.29)
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銀色夏生さんの詩が好きなのがきっかけでこの本を手に取ったんだけど、正直なところ読まない方がよかったなぁと思った。 いろんな考え方があるのは分かる。 そんでもっていろんな人がいるのも分かる。 この方も、それは十二分に承知のうえでこういうエッセイを書いたんだろうけど、「こうい...
銀色夏生さんの詩が好きなのがきっかけでこの本を手に取ったんだけど、正直なところ読まない方がよかったなぁと思った。 いろんな考え方があるのは分かる。 そんでもっていろんな人がいるのも分かる。 この方も、それは十二分に承知のうえでこういうエッセイを書いたんだろうけど、「こういう人が嫌い」「これが苦手」っていうのが多すぎて読んでて息苦しくなった。 なんだかただの愚痴にしか聞こえなくて。 自分は少数派で凡人には理解されにくいって言いきってるのも。 そういう境地に立ってるのはたぶんすごいことなんだろうけど。 共感する部分はある、でもなんかこの本は苦手だ。
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