ことりはことりは木でねんね の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
◆きっかけ 別件で画像検索している時にハングルの文字が書かれたこの本の表紙が偶然目に入り、優しい絵に惹かれて。2017/1/11 ◆感想 図書館でリクエストして他館貸出。2歳2ヶ月。水の中のような、青っぽい画面。満月の月明かりが満ちているよう。優しい色づかい。 訳は松谷みよ子さん。ねんねんねんねん、ねんねんよ。のリズムがあたたかい。 娘も気に入ったようで、自分でめくっては「ねんねんねんねん、ねんねんよ」と繰り返し唱えていた。2人目が生まれたら、買ってみようかな。娘と二人で赤ちゃんに読んであげられたら楽しそう。購入候補。
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ねんね、ねんね。人間の赤ちゃんも動物の赤ちゃんもお母さんの胸にいだかれておねんね。優しいお母さんの声が聞こえてくるようです。一面の森に広がる優しいこもりうた。もういちど、赤ちゃんにもどりたくなります。 生まれたばかりの赤ちゃんに読んであげたいですね。
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とっても優しい色合いに優しい言葉。 読んでいるこちらも眠くなります…。 寝かしつけを苦痛に思っていた頃に読みました。 こんな風に包むように優しい気持ちで過ごす 大切な時間なんだなぁ、と反省。 韓国の素敵な絵本です。
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《松谷みよ子さんの言葉》 日本のおかあさんは、いま、こもりうたをうたっているのでしょうか。もう何十年も昔のことですが、私が赤ちゃんを抱いて、こもりうたをうたっていたら、「おや、こもりうたもうたっているよ」と近所の人が出て来ました。私のほうがびっくりしました。 ねんねこや ねん...
《松谷みよ子さんの言葉》 日本のおかあさんは、いま、こもりうたをうたっているのでしょうか。もう何十年も昔のことですが、私が赤ちゃんを抱いて、こもりうたをうたっていたら、「おや、こもりうたもうたっているよ」と近所の人が出て来ました。私のほうがびっくりしました。 ねんねこや ねんねこや 山の木のかず 草のかず 天にのぼって 星のかず 田んぼにくだって 稲のかず 稲のかずより なおかわいい この子のねんねが なおかわいい そのときうたった、こもりうたです。 『ことりは ことりは 木でねんね』に出会ったとき、日本と韓国の、かわらない母親のおもいが、ひたひたと胸をみたしました。そういえば私も、自著のことで恐縮ですが、『もうねんね』(童心社)という、あかちゃんの本を出しております。いまも、たくさんのあかちゃんの、ねんねの本になっています。 こもりうたをうたって、かたりかけて、いのちをそだてたいと思うのです。そのねがいが、このやさしい韓国の絵本といっしょに、あなたの胸にとどきますように。 こもりうたの譜がついていないので、どんなメロディなのかわかりませんが、おかあさんの気持ちでやさしくうたってもいいし、語りかけるように読んであげてもいいですね。絵がとてもやさしくてステキです。
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