バトル・ロワイアル2 の商品レビュー

杉江松恋(著者)

2009/10/04

鎮魂歌は、全作に比べれば腑に落ちない点がいくつもあるし、この話の展開上テーマにすべきでない政治の話を持ってきすぎ、２人同時に死ぬ、という新ルールは、うまく使えばおもしろくなったかもしれないが、この作品ではただ物語を縮めたにすぎないと思われます。期待していたぶん、少しがっかりしました。

2009/10/04

同名映画の原作。映画では描ききれなかった、それぞれのキャラについても描写されているため映画を気に入った方には特にお勧め。

2009/10/04

普段あんまり本を読んでハズレだと思った事はないんですが、この本はちょっと……。映画版の補完という感じでしょうかね？読んでて何がなんだか分かりませんでした。確かに「（映画版）バトル・ロワイアル」の続編ではあるけれど、?と銘打っていいものか悩みます。ばかばか人が死んでいくだけで、緊張感や登場人物への共感というものは得られませんでした。

2009/10/04

…つまんない（笑　大体著者が違うのにシリーズにしていいの？高見さん独特の文と生徒の個性、現代と変わらない”もう一つ”の世界が「BR」のウリなのに、これは全く違う世界の話。ただのラブコメ？

2009/10/04

図書館で借りた本。
七原秋也と中川典子があの島を脱出して２年。
世界はテロルの時代に突入。
その年のクリスマス、首都にそびえ立つ墓石のような高層ビル群が閃光を放ち、崩れ落ちた。
反ＢＲ法組織「ワイルド・セブン」のリーダーとなった七原は、連続爆破テロリストとして国際指名手配。
三〇数名と戦艦島に潜伏した。
そして大人達は、「正義」の名の下に、新しいゲーム、通称 [ＢＲ・] を開始した。
全国の主要メディアがジャックされ、七原秋也からの声明が流れる。
「ワイルド・セブン」の旗を背景に、銀色のカラシニコフを抱えた七原がゆっくりと語りだす。
「……賽は投げられた。オレ達は、かつてオレ達を殺し合わせてきたすべての大人を許さない。共に立て。そして共に戦おう。オレ達は今、すべての大人に宣戦布告する！」
一方、青井拓馬ら町立鹿之砦中３年Ｂ組の生徒４２人は、政府によりバスごと拉致された。
麻酔から目覚めた拓馬の視界に、海を隔てて、軍艦の形をした異様な島のシルエットが揺れる。
兵士にせき立てられ迷彩服への着替えを強制される生徒たち。
戸惑う拓馬たちの前に現れた教師リキは、戦争ゲームの開始を告げた……。
これは映画を見たことがある。
最後の方が映画と違ってた。
七原がなぜテロリストになってしまったのかが解明された。
まあまあ面白かったかな。
バトルロワイアルよりは残酷さが和らいでいた。
貸し出し期限を過ぎてしまった。

2009/10/04

最初のほうは雰囲気が前作と違い西洋文明まで受け入れちゃってるのかなぁとは思ったわけですが（1ではロックは禁止だったはずだし）、中盤以降はスピード感ばっちりでした。
ただ、難点としては１の半分程度の厚さしかないことですね。それと、作者が変わっちゃってること。監修に高見さんがついているので、島に入ってからの雰囲気はやっぱりバトロワです。
終盤は興奮しながら一気に読みました。面白かったです。

2009/10/04

前作とは違い殺し合いではなく戦争に重点を置いて描かれている。そこが面白い所ではあるんだけどバトルロワイアルという題名上殺し合いという点は残して欲しかった。

2009/10/04

映画の続き。生徒よりもワイルドセブン側に目が行きます。――足掻いて足掻いて足掻いて、戦いはまだ終わらない。

2009/10/04

なんで高見さんが描いてないんですか?!?!映画よりはマシだけど、バトロワより全然話題になりませんでしたよね。

2009/10/04

生徒たちの部分が少し少ないようにも感じた。一人一人の思いはあまりわからないが、?とは全く違う痛みや気持ちがあるところは良い。