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アドニスの帰還 の商品レビュー

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2017/10/02

ブラジル本土と地続きの様な大浜。『コロニアの虐殺』唯一の生き残りである『エリサ』は、19歳で日本に渡り、この町で警察の通訳をしていた。コンビニ強盗をした少年の通訳を請け負ったエリサは、虐殺の首謀者がこの町に逃亡しているという噂を聞く。恐怖するエリサ、さらには彼を追う殺し屋が来てい...

ブラジル本土と地続きの様な大浜。『コロニアの虐殺』唯一の生き残りである『エリサ』は、19歳で日本に渡り、この町で警察の通訳をしていた。コンビニ強盗をした少年の通訳を請け負ったエリサは、虐殺の首謀者がこの町に逃亡しているという噂を聞く。恐怖するエリサ、さらには彼を追う殺し屋が来ていると囁かれ、不穏な空気が流れ始める。 これ、ブラジルでは結構本当にある事だったりするのだろうか?もちろんフィクションだと言うのは承知しているが、ニュース等を見ていると以外と近いことは起っているんじゃないかと感じてしまう。 ラストは少々陳腐に感じられたが、道中はハラハラドキドキで楽しむことができた。

Posted byブクログ

2015/01/11

ブラジル日系の通訳が主人公。一般的に、文ストーリーは普通だろう。しかし、ブラジル日系の社会についてはよく取材した感じを受けた。

Posted byブクログ

2009/10/04

「ブラジル移民」と言えばすぐに思い出されるのが垣根涼介の一連のシリーズですが、それらと比較してリアリティはあるんでしょうが、エンタテインメントとしては数段劣ると言わざるを得ません。「意外な結末」は三段構えですが、二つは読めました。残念。

Posted byブクログ