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ジョン・ディクスン・カーを読んだ男 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2016/09/20

ミステリ。パロディ。 海外の著名なミステリ作家の作品にまつわる短編。 もとの作品、著者を知っていると、非常に楽しめそう。 好きなのは、表題作、「ダシール・ハメットを読んだ男」、「読まなかった男」。

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2015/03/09

凄く良かった! 元になった作品を知らなくても面白いし、知ってると尚面白い。 元を知らない作品も多いから、読みたい。 全部良かったけど『G・K・チェスタトン〜』『ダシール・ハメット〜』『読まなかった男』『プラット街イレギュラーズ』が特に好き。 あとがきにある〈ストラング先生〉...

凄く良かった! 元になった作品を知らなくても面白いし、知ってると尚面白い。 元を知らない作品も多いから、読みたい。 全部良かったけど『G・K・チェスタトン〜』『ダシール・ハメット〜』『読まなかった男』『プラット街イレギュラーズ』が特に好き。 あとがきにある〈ストラング先生〉シリーズも読みたい。

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2011/06/26

「〜を読んだ〜」シリーズを中心に編まれた短篇集。カー、クイーン、クリスティ、ドイルなどなど、次から次へと登場する巨匠の名に懐かしさで胸が熱くなる。コミカルなものからシリアスなものまで幅広い作風ながら、いずれも元ネタをうまく使ったミステリへの深い愛情を感じさせる内容。巻末の「好事家...

「〜を読んだ〜」シリーズを中心に編まれた短篇集。カー、クイーン、クリスティ、ドイルなどなど、次から次へと登場する巨匠の名に懐かしさで胸が熱くなる。コミカルなものからシリアスなものまで幅広い作風ながら、いずれも元ネタをうまく使ったミステリへの深い愛情を感じさせる内容。巻末の「好事家のためのノート」も読書ガイドとして嬉しい。お気に入りは表題作、「コナン・ドイルを読んだ男」、「読まなかった男」かな。

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2011/01/17

表題作ほか「エラリー・クイーンを読んだ男」「レックス・スタウトを読んだ女」などの「〇〇を読んだ△△」シリーズ。アガサ・クリスティ、G.K.チェスタトンなど黄金期の巨匠の名前がずらりと並ぶ。 ミステリを熟読した主人公が何らかの事件に当たり、お気に入りの名探偵になりきって謎を解く、と...

表題作ほか「エラリー・クイーンを読んだ男」「レックス・スタウトを読んだ女」などの「〇〇を読んだ△△」シリーズ。アガサ・クリスティ、G.K.チェスタトンなど黄金期の巨匠の名前がずらりと並ぶ。 ミステリを熟読した主人公が何らかの事件に当たり、お気に入りの名探偵になりきって謎を解く、というのが大方のパターン。だが、トリックを作る側に回る主人公も。いずれも軽く楽しい作品。 既読のものがいくつかあって、実のところ大して評価していなかった。シリーズだとも知らなかった。が、こうやってまとめて読むと相乗効果のようなものがあるようだ。単品で読むよりずっとおもしろい。本家の雰囲気をどう出すかも見どころ。ミステリを読んでいる人ほど楽しめるだろう。

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2010/09/23

 「○○を読んだ○○」というタイトルのシリーズ、プラスアルファの短編集。有名な表題作はずいぶん昔に読んだことがあって、その味な結末に笑ったものである。シリーズとしていくつも作品があることは知っていたが、第1作のイメージのおかげで、どちらかというとミステリをネタにした小話ようなシリ...

 「○○を読んだ○○」というタイトルのシリーズ、プラスアルファの短編集。有名な表題作はずいぶん昔に読んだことがあって、その味な結末に笑ったものである。シリーズとしていくつも作品があることは知っていたが、第1作のイメージのおかげで、どちらかというとミステリをネタにした小話ようなシリーズであると思っていた。今回初めてまとまって読んで(クリスティだけは以前読んだことがあった)、実は驚いてしまった。どれもきっちりとしたパズルミステリだったからである。  それもそのはずで、この作者は「ストラング先生」シリーズという別の短編もたくさん書いていて、そちらはエドワード・ホックに匹敵するような見事なパズルミステリだからだ。こっちのシリーズも実におもしろいのだけど、まだ短編集にまとめられていないとのこと、残念に思う以上にびっくりしてしまった。  英語を使った言葉落ちのものなどはわかりにくくおもしろみも感じられなかったが、あとはなかなかの楽しさ。特に原作を知っていると二度おいしいところがあって、個人的には実に楽しめた短編集であった。が、やっぱり表題作のユーモアが一番気持ちよかったりもして、その味が他の短編にはもうひとつ薄い感じがするのが残念である。 2009/9/1

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2009/10/04

これはミステリが好きな人ほどたまらん作品でしょう。 「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」のラストにはずっこけましたが。 個人的には「エラリー・クイーンを読んだ男」「アガサ・クリスティを読んだ少年」「コナン・ドイルを読んだ男」がとても気に入っています。すっきりとしたワンアイデアが...

これはミステリが好きな人ほどたまらん作品でしょう。 「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」のラストにはずっこけましたが。 個人的には「エラリー・クイーンを読んだ男」「アガサ・クリスティを読んだ少年」「コナン・ドイルを読んだ男」がとても気に入っています。すっきりとしたワンアイデアが光り、ミステリに対する愛があふれていたように思えました。 推理小説を短編という形できっちり展開できる作家というのは、やはりすごいですね。 恥ずかしながら自分の知らない作家も多く含まれていたので、ここをとっかかりにいろいろ読み進めていきたいものです。 ていうか〈ストラング先生シリーズ〉を単行本化してくれ!

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