日経225先物取引入門 の商品レビュー

堀川秀樹【著】

2024/06/03

取引をする気はないけど、ちょっと勉強のために読んだ。取引の仕組のところは参考になった。 現物バスケットとの裁定取引や、日経225先物の理論価格算出のあたりは、説明が少なくわかりづらかった。

2020/02/25

直前に読んだ、先物オプション本著者が書いた日経225先物の本。著者がディーラーなので、気になっていたなぜに回答してくれている。自分が疑問だったのは日経225現物ではなく、なぜ日経225先物を取引するのかだった。恐らくポイントは2つで、取引に必要な価格とマーケットインパクト。現物だと225銘柄をバスケットで買うと数億かかるが、先物だとレバもあり、100万あれば取引できる。また、現物で買うとマーケットへの影響が大きく取引した瞬間に価格が変動してしまうが、先物なら流動性が高くインパクトは小さい。分かりやすく書かれていたため読みやすかったが、全体的に内容は平易であったため学びとしては大きくなかった。オプションと比べて先物自体が複雑ではないこともあるが。