帆かけ舟、空を行く の商品レビュー
本書の作者はクェンティン・ブレイクです。 けれど、一人ですべてを成しとげたわけではありません。協力者がいました。 それは、ロンドン、シンガポール、ダブリン、ルクセンブルク、オスロをはじめとする世界じゅうの1800人もの子供たちです。 その子供たちの名は、本書の見返しに記してありま...
本書の作者はクェンティン・ブレイクです。 けれど、一人ですべてを成しとげたわけではありません。協力者がいました。 それは、ロンドン、シンガポール、ダブリン、ルクセンブルク、オスロをはじめとする世界じゅうの1800人もの子供たちです。 その子供たちの名は、本書の見返しに記してあります。 クェンティン・ブレイクは毎年、フランス南西部で何日か過ごします。 あるとき、地元の教師たちに、子供たちといっしょに本を作らないかと誘われました。 発音の世界がかかえている悩みーたとえば備覧、鎖境破、量産等、戦争といったことについての本でした。 ブレイクは最初、3枚のラフ・スケッチを描きました。 それから教師たちが、殺到する子供たちのアイデアや文章や絵を整理しました。 クラスでの討論があり、インターネットを通じての情報交換があり、フランスでは何百人もの子供たちが集まって、ブレイクと語り合い、また自分たちの作った詩や歌や劇を披露しました。 こうして、本書「帆かけ舟、空を行く」は船出しました。 まだ見ぬ世界じゅうの子供たちに出会うために、そして子供たちから、未来への希望や共に生きる意を聞かせてもらうために。
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・現代社会の様々な問題が取り上げられているが、全体はまとまっている。 ・夢がある。 ・読み聞かせたところ、舟の構造に興味を持った子がいた。 ・授業で子どもの権利条約などを習う時に使えそう。 ・クエンティン・ブレイクのちょっと変わった人や弱い者を愛情深く、かつユーモアをもって描き出...
・現代社会の様々な問題が取り上げられているが、全体はまとまっている。 ・夢がある。 ・読み聞かせたところ、舟の構造に興味を持った子がいた。 ・授業で子どもの権利条約などを習う時に使えそう。 ・クエンティン・ブレイクのちょっと変わった人や弱い者を愛情深く、かつユーモアをもって描き出す視点が生きている。扱っているテーマは深刻なものだが、説教くさくならない。 ・世界中の1800人もの子どもと協力して出来上がった本。見開きにその子達の名前が書かれている。 ・原書刊行2000年
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船にいっぱい乗ったのによく壊れなかったなぁ・・・ゆう 私もその船に乗ったら 楽しそうだから乗りたい・・・りぃ
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