強運の持ち主 の商品レビュー

瀬尾まいこ(著者)

2021/01/25

穏やかな気分になりたくて、瀬尾まいこさんの本を借りた。間違いなかった。
占い師は、こんな簡単になれるものなんだなぁと思ったし、ルイーズ吉田は良い人間なんだなぁ、と思った。私だったらこんなに人のことを考えられるかな、なんの変哲もないけれど、強運の持ち主、という彼氏と穏やかにやっていけるかな、と軽く自己嫌悪。

2021/01/03

短大出て勤めた会社を半年で辞め、職探ししてる時にアルバイト情報誌で見つけた占い師の仕事。「未経験者大歓迎、時給1,200円」「おしゃべり好きなあなたなら簡単！誰にでも勤まります」「1人で出来る仕事だからわずらわしい人間関係もなし」との募集広告に惹かれて占い師になった主人公（ルイーズ吉田）の、適当ながらも客に気持ち良く帰って貰う為に捻り出す占いが微笑ましい。

2020/11/18

ふんわり、優しさたっぷりのお話で癒された。
ルイーズ面白い。登場人物みんな素敵で一緒に幸せになれた。
特に悩みはないけど、ルイーズに話を聞いてもらいたいなぁ。

2020/10/31

あっと驚くような展開はない。
占い師と、占いに来た人と、取り巻く人たちのお話。

占いに振り回されずに、自分の直感や時々周りの人の助けを借りたりして生きていけばたいていの事はなんとかなる。そんな心構えでいれば強運になれるかも！と思わせてくれました。

2020/03/04

瀬尾まいこさんの小説は、ほっこりとして、あたたかく元気をもらえます。時々、無性に読みたくなるんですよね。
直感だけで占う元OLの占い師ルイーズ吉田。
先が見えても、見えなくても、自分の直感を信じて、納得して進むのが一番いいんですね。

2020/02/11

なかなか面白かった。
瀬尾まいこさん本、三冊目。

コラッセに用事があり、1/30木曜休みになった日、館内にある図書館で30分無料駐車券を貰うには、利用しなくては駄目だと言われ。

瀬尾まいこさんの本を二冊借りました。

読みやすいけど、ちんたら読んで
今日読了。

やっぱりいろんな人が借りるから、
チョコレートを食べながら読むな。

結構最近だよ、これ…と思いながらも
読みました。

占い師になる若い女性の話をオムニバス形式に、
占いって興味あるから、興味深く読めたなと。
こういう男を選ぶのが最強なんだなと思いつつ。

ボーっとした男、言われ方面白い笑

2019/12/09

人と関わるのが辛くなって、一人でできる仕事を選んだルイーズ。人は悪くないのか、それでも人に囲まれている気がする。占いに来る人、いろんな悩みがあるんだなぁ。

2019/10/17

占い師という職業は特殊にみえるけれど、この主人公みたいに、ごくごくふつうの若い女性が、たまたま流れで職業にしちゃった、みたいなのは案外よくあるのかもなあ、占いという需要はどこにでもあるし。好きなひとは好きだもんなあ。
４編に分かれていて、3編めまでは、“父親”ってのが隠れキーワードなのかなと思ってラスト道彦が父親になるぞ、そして結婚というのを勝手に先読みしちゃったら、はずれちゃった。父の要素が絡んだのはたまたまだったのかな。
読み終えてしまうと、「強運の持ち主」というタイトルは果たして妥当かどうか、首をひねるところはあるんだけれど、皆持ってうまれた運命の星はあれど、当たるも八卦当たらぬも八卦、迷いながら自分の勘も大事にしようかなって思える読後感。迷いに背中を押すものが、たとえば占いってこともあるよね、というくらいのゆるいやさしい文章なので、ココロ疲れているひとにも読みやすいとおもいます。
瀬尾さん本屋大賞作品まだ読めてないので、そのうち読みたい気になる作家さんのひとり。

2019/10/10

2019(R1)10/3-10/7
“なんちゃって占い師”のもとへ転がり込んでくるいろんな人と、“なんちゃって占い師”さんの心の変容を穏やかに描く、あったかい連作短編集。

スイスイ読めた。一話完結のドラマにしたらとてもおもしろそう。

2019/10/07

職業占い師。悩める人達の背中を優しくそっと押してくれる。心が温かくなるお話。占い師って素敵な仕事だな。