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おひさまいろのきもの の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2023/10/29

盲目の娘、ふうのために、あきまつりに着ていくおひさま色の着物を織る母の愛の物語。 とっても優しい気持ちになりました。 ふうちゃんも前向きで可愛いです。 絵も見ごたえがあります。

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2021/02/22

少女の健気さ、お母さんの愛情、友達の優しさ、ものを作ることの豊かさ、自然の美しさ、いろんないいものがこの一冊に詰まっていた。表情のひとつひとつが生き生きしている。絵や色のひとつひとつが美しい。温かくて優しいすてきな絵本に出会えた。

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2020/12/23

母ひとりで盲目の子どもを育てるのは、留守番をさせておくのは心配だったろうと思う。 普段は自分の気持ちを表に出さない、娘の言葉をしっかりと受け止めてあげるお母さんの気持ちも素敵だと思った。

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2015/02/14

老人施設で読みました。目の見えないふうちゃんの前向きさ、母親の愛、友情、そして暖かい描写の絵。お気に入りの一冊です。

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2012/09/17

目の見えない女の子「ふう」は、友達が秋祭りに新しく着物を作ってもらう話を聞いて、自分も欲しい、と家庭を一人で支えている母にお願いする。母は藁草履を夜なべして作り、町の市で売る。何回も藁草履を売るうちにようやく着物の布を織るための糸が買えふうの母は糸を染める。 友達の家から機織り機...

目の見えない女の子「ふう」は、友達が秋祭りに新しく着物を作ってもらう話を聞いて、自分も欲しい、と家庭を一人で支えている母にお願いする。母は藁草履を夜なべして作り、町の市で売る。何回も藁草履を売るうちにようやく着物の布を織るための糸が買えふうの母は糸を染める。 友達の家から機織り機と糸車を借りてくると、母は布を織り始めた。音を聞いているうちに、目の見えないふうも布を織ってみたくなった。最初は糸がもつれるだけだったが、根気強く、毎日ゆっくり織っているうちに、少しずつ滑らかな布が織れるようになった。 秋が来た。間に合わないかもしれないが、ふうは自分で全部織りたかった。腰が痛くなっても、ふうは織り進めた。機織り機が急に止まった。布が織りあがったのだ。ふうは自分の目で見ることはできなかったが、はっきりとわかった。母が黄色い花の刺繍をしてくれた、おひさまのような温かい色の、そでの長い着物。 そのおひさまいろの着物を着たふうは、本当に晴れやかで輝くような笑顔で描かれている。「装う」喜びを子供にも教えてくれる絵本。

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2011/05/19

まずしく めの ふじゆうな しょうじょに ははが できるかぎりの あいじょうで きものを ようい しようと します。 しょうじょの せいちょうと それを みまもる ははの おもいに むねの あたりが ぎゅっと あつくなる おはなし。 さっかさんの いらすとが また あまりにも...

まずしく めの ふじゆうな しょうじょに ははが できるかぎりの あいじょうで きものを ようい しようと します。 しょうじょの せいちょうと それを みまもる ははの おもいに むねの あたりが ぎゅっと あつくなる おはなし。 さっかさんの いらすとが また あまりにも かわいらしいのです。 えほんなのに つい 「しあわせになると いいね。」 と おもわずには いられない。 また、ふうけいの えがきかたも とても こまかくて むかしの いなかは こんな ふうけい だったのだろう なあと つい そうぞう して しまいます。

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2010/07/31

・細かいところまで丁寧に描かれた絵が魅力的。 ・赤が印象的。特に彼岸花の赤が画面で生きている。 ・日本の大正時代末期~昭和初期の風俗を知るのにも役立ちそう。 ・貧しい中でも温かく幸せに暮らしている母と子の生活に美しさを感じる。 ・最後の秋祭りの場面で、主人公と友達の3人を探すのも...

・細かいところまで丁寧に描かれた絵が魅力的。 ・赤が印象的。特に彼岸花の赤が画面で生きている。 ・日本の大正時代末期~昭和初期の風俗を知るのにも役立ちそう。 ・貧しい中でも温かく幸せに暮らしている母と子の生活に美しさを感じる。 ・最後の秋祭りの場面で、主人公と友達の3人を探すのも楽しい。

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2010/04/18

お母さんが縫い上げてくれた着物を身にまとった、ふうちゃんに涙が、じわ〜。 絵のこまかさ。うつくしさ。 野の花に、風まで感じられます。

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