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駅神 の商品レビュー

3.3

25件のお客様レビュー

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2011/09/01

結構おもしろいです。占いの事がわからないからおもしろいのか?わかればもっと面白いのか?この物語の登場人物「ヨンバンセン」の存在感と、この書籍自体の存在感が等しい感じ。出会えた偶然に悦。

Posted byブクログ

2010/06/26

うんちくが多いので、易学がわからない私はスルー(笑) でも、目の付け所と主人公、周りのひとびとのキャラクターが良い。 ほのぼのしているけど、きちんと締めるところは締めるというか・・・ 一話完結型なので読みやすいところもマル。

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2011/01/23

電車で会う 不思議な老人「ヨンバンセン」 気まぐれなのか気になるのか 駅で出会った人を易で占う 老人の易があたることが ある事件がマスコミで流れたことが きかっかけで有名になり 父親が行方不明になった章平は 老人に占ってもらう しかし、その易は素人には理解が難しい 暗号のよう...

電車で会う 不思議な老人「ヨンバンセン」 気まぐれなのか気になるのか 駅で出会った人を易で占う 老人の易があたることが ある事件がマスコミで流れたことが きかっかけで有名になり 父親が行方不明になった章平は 老人に占ってもらう しかし、その易は素人には理解が難しい 暗号のような「卦(か)」と 謎解きのヒントのような短い解釈 易学学院にその易を持ち込むことなり 行方不明の父親の所在があきらかになる この世に生まれることも運命なら 占ってもらう人生を歩んでいること それこそも運命なのかもしれない 占いは 当たるも八卦当たらぬも八卦 易学学院の生徒のひとり 竜崎は言った 「困った状況にあるときに最大の原因は、  思考の柔軟さがなくなることだと思うのんで。  べつの立場から考えることが出来なくなっちゃう・・・  今まで相談にいった人たちと同じことをはなしますか?」  「いいえ」(章平)  「だったら、ものすごく無駄か、あるいは  有用なことかもしれない、そう思いませんか?」 螺旋のような状態から抜けられなくなったとき 自分自身を解放できなくなったとき 占いは きっかけや、ヒント、気づきを 与えてくれるものだと思った

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2010/12/14

金町線に現れる幻の占い師ヨンバンセン。 彼に占ってもらうことのできた章平だったが結果がよくわからない。 するとヨンバンセンを探していた易学学院の紅川が 占いの勉強のためにその卦を見せて欲しいという。 章平がその学校に向かうと初老の竜崎、 女子プロレスのマッドタイガー大滝、現役易者...

金町線に現れる幻の占い師ヨンバンセン。 彼に占ってもらうことのできた章平だったが結果がよくわからない。 するとヨンバンセンを探していた易学学院の紅川が 占いの勉強のためにその卦を見せて欲しいという。 章平がその学校に向かうと初老の竜崎、 女子プロレスのマッドタイガー大滝、現役易者の美男子玄斎がいた。 自分の相談内容を易で決め付けられることに最初は苛立ったが 新しい可能性が見えるかもしれないと諭される。 最終的に父の行方に希望がもてた章平は 幽霊に取り付かれた女子高生を紹介し、 占いを勉強しようと本を読みながら不思議な夢を見て、 夫を亡くした美人との相性占いの結果もみてもらう。 最後に巻末資料として易の見方がついています。 装画:こさささこ 装丁:ハヤカワ・デザイン 駅に現れる神出鬼没の占いおじいさんの卦を 易学学院の4人が解析して悩みを解決していきます。 易に対して知識がある人ってほとんどいないと思いますが 巻末資料もあるし噛み砕いて解説してくれます。 モチーフとして易を使うのは面白いけれど活かしきれてなかったかなあ。 幻の占い師のはずなのに結構みんな会えてるし。 現代を舞台にするよりは「八卦仙」みたいな ファンタジックな世界の方が楽しめました。 「例えれば、行き先の表示のない電車を指し示して、『あの電車です』というようなもので、確かに電車は正しいのだが、どこで降りるかいつまで乗っていいのか乗り手には教えてくれない。相談にきた人は、占ってもらう前よりもっと途方にくれることになる。」

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2010/07/17

易学を使った軽い謎解き。登場人物が優しくて読みやすい。巻末に簡単な占い方が載っていたが、とてもじゃないが解釈できない。続編も読んでみたい。2010/1/28 読了。

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2010/06/27

雨の日に駅に現れて良く当たる占いをする老人『ヨンバンセン』。 政治家の秘書をしていた父が汚職事件に巻き込まれて行方不明になった『章平』は、父の安否を占ってもらう。卦(か:占いの結果)の意味が分からず困っていた章平に占いの学校を開いているという『紅川』が勉強のために解釈したいと申し...

雨の日に駅に現れて良く当たる占いをする老人『ヨンバンセン』。 政治家の秘書をしていた父が汚職事件に巻き込まれて行方不明になった『章平』は、父の安否を占ってもらう。卦(か:占いの結果)の意味が分からず困っていた章平に占いの学校を開いているという『紅川』が勉強のために解釈したいと申し出てくる。 占い師の老人を中心に、章平や、霊に取りつかれた女子高生、占い学校の生徒たちの面々が綴る人情ミステリー まあちょっとしたミステリーなんだけど、警察も探偵も出てきません。出てくるのは『占い』です。よく当たるという老人の占いをもとに、生徒たちが議論し各々の解釈を披露する。さて、結果は如何に? 占い学校の生徒たちの個性的な面々のおかげで、一見頼りなげなどこにでもいそうで人の良い主人公章平の良さがぐんと出てきますね。 占い自体は、私にはちんぷんかんぷんですが、こういう暖かみのある人情話は悪くないです。

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2009/11/09

ほのぼのしていていいです!登場人物がみんな個性強くて人情あってお友達になりたい人たちばかりでした。 主人公の夢のはなしがいちばん印象に残っております。 占いの勉強にもなりましたし…。今まであまり興味がなかったので…。 最後がなんとなくもやもや~~っと終わってしまったのが残念です。

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2009/10/04

「易」についての知識はほとんどゼロに等しかった私ですが、思いのほか楽しめました。易って奥が深いですね…。 ミヤコさんはじめ、平和アパートのおじいさんおばあさんおにいさんおねえさんの雰囲気が好き。

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2009/10/29

駅、と、易。 駅(正しくは電車内)にいるという謎の易者を巡るお話。 易、という世界には正直全く馴染みがなかった。 けど読めた。 なおかつ興味まで抱いてしまった。 天火同人、乾為天・・・など陰陽師の呪言のようにも思える卦(か)。 なんだかごっそり言霊が入っていそう! 今度、易者...

駅、と、易。 駅(正しくは電車内)にいるという謎の易者を巡るお話。 易、という世界には正直全く馴染みがなかった。 けど読めた。 なおかつ興味まで抱いてしまった。 天火同人、乾為天・・・など陰陽師の呪言のようにも思える卦(か)。 なんだかごっそり言霊が入っていそう! 今度、易者さんを見かけたら・・・占ってもらおうかなぁ。。。 (3000円くらいなら笑)

Posted byブクログ

2009/10/04

占いってあんまり信じてないのですが、この話に出てくる易は大変興味深く読めました。 「駅」と「易」が掛かってるんですね。

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