日本の歴史 乱 織豊政権と江戸幕府の成立 漫画版(6) の商品レビュー
浪人生の息子が、「親父、買って欲しい本があるんだけど」と言ってきたのが、この集英社文庫の漫画版日本の歴史シリーズ全10巻。「なんで?」と聞くと、歴史の受験勉強を始める前に、漫画で歴史の流れをつかんでおいた方がいいと、予備校の先生に言われたらしい。 なるほど、それはいいと思い...
浪人生の息子が、「親父、買って欲しい本があるんだけど」と言ってきたのが、この集英社文庫の漫画版日本の歴史シリーズ全10巻。「なんで?」と聞くと、歴史の受験勉強を始める前に、漫画で歴史の流れをつかんでおいた方がいいと、予備校の先生に言われたらしい。 なるほど、それはいいと思いますが、現役のうちに読んでおきましょうよ。いや、普通、小学生か中学生くらいで読むもんじゃありませんかと、我が子ながら呆れてしまいましたが、時間は戻せません。Amazonで購入。息子が読み終わった後、私が読んでいるというわけです。 いよいよ第6巻は、安土桃山時代と江戸時代Ⅰ。私が子どもの頃、一番好きだった時代ですので、知ってるエピソードばかりかと思ったら、意外と知らないことがあるもんです。勉強になりました。例えば、p.154 家康の松平家は源氏か?というコラム。征夷大将軍になるために、源氏の血筋と偽ったという話は聞いたことがありましたが、〝この「徳川」は、松平の先祖を清和源氏の流れをくむ上野国の新田義重(足利氏の先祖)の子、得川(徳川)義季に結びつけたものであった。〟というところまでは知りませんでした。漫画恐るべし。 ちなみに、今川義元が桶狭間で敗れ、徳川家康が岡崎城に戻る場面が、p.34とp.157にありますが、家康の格好が全然違うのが面白いです(笑)。 というわけで、大人でも楽しめる1冊でした。
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・10/1 このシリーズが全10巻の予定だから、いよいよ半分を超えたことになる.しかも歴史上最も有名な安土桃山時代から江戸幕府開府までである.ここのところの話しはいくらでも読んだり見たり聞いたりしている筈だ. ・10/4 読了.次回は江戸時代中期からだな.
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