逆走少女-終わらない夏休み-(1) の商品レビュー
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逆走少女-終わらない夏休み 1 8/31が繰り返し続くのは何故? そこから抜け出すためには? タイムリープものですが、リープ先やリープする理由が今ひとつよくわからず、結構混乱したまま第一巻が終わってしまいました。すごく中途半端で第二巻をどうしようと迷ってしまいました。 残念ながら、ハズレでありました。 竹蔵
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全体を通して非常に面白かったのだけど、一部気になる点がある。 過去のリクオが描けなかったのに、なんでロマネスコ祭が伝統になっているんだろう。 描いた図形は中途半端だったけど描いたリクオの成績は良かったから、周りが勝手に伝統に仕立てあげたんだろうか。 主人公はなんで8月31日に閉じ込められたんだろう。 この作品世界にはパラレルワールドがあり、主人公にはそれらを道筋の長い形で生み出してしまう性質があるらしい。作中ではアドベンチャーゲームで喩えられていて、主人公は間違えた選択肢を選んでも「バッドエンド」ではなく「別ルート」を生成してしまうらしい。 それの何が問題なんだろう。 喩えのように、アドベンチャーゲームであれば問題だ。人が作っているのだから、ルートが増えるたびにとてつもない労力がかかる。 でも世界の仕組みとして、自然とパラレルワールドが生成されるようになっているのであれば、それは自動生成のはずだ。 何が問題なんだろう? 仮にコンピュータで実装するとなると容量の問題が出てくるが、そういうことなのか? 主人公が誤ったフラクタル図形を描いたことによって世界が終わるとか言っているが、納得がいかない。 環境によっては、フラクタル図形を描くことなんて珍しいことじゃない。誤ったフラクタル図形なんてこの世の中に無数にある。そもそもただの図形だ。 あと現象として、植物から葉脈が消えているのも納得がいかない。 もしかすると、この作品世界はリクオの精神世界なのかもしれない。 だから自分が育った学校で誤ったフラクタル図形を描かれたことが物語の焦点になっていて、他人の作業を正したところで彼の言う「終わり」からは逃れられない。 26年前、正しいフラクタル図形を描けなかったことへの後悔と、フラクタルのもつ美や規律に対するこだわりがこの世界を作ったのかもしれない。 となると、葉脈の消えた野菜もフラクタルに対する忠誠の現れのように思えてきた。 葉脈を失ったキャベツは決してあんな形に育たないし、味が悪く、あんなわかりやすい見た目の特徴をもっていたら絶対に市場に流れない。夢や空想の中にだけ存在する野菜だ。その点が納得のいかなかったところだが、主人公に対する批判や、現実味のなさを強調するための仕掛けだったとするなら受け入れられる。 だらだら長々と書いたが、こうやっていろいろ考えられるのはいい作品だからだと思う。 実際、読んでいたときは「そういうもの」として純粋に楽しめたし。
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SFコミックなんですが、これだけ伏線を処理してるストーリーというのに評価されてなさ過ぎじゃあないかな? 私はオススメです。
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繰り返し終わらない夏休みに巻き込まれた少女が抜け出そうとする話。 キーワードやフラグが至る所に散りばめられて、 それを把握するのがやっと。 きちんと回収されるのか不安。
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まず表紙に惹かれる人は多いと思いますね。 タイムリープしまくりごちゃごちゃになってきますが、面白いです。 絵も繊細に描かれ綺麗です。
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これ、あれですよね、「タイムリープ」同じ角川で出しちゃうんだ…。 どう考えても、タイムリープです。 でも、描き方がマンガですごく上手く表現しているので、次も読みたいなって思いました。 大塚作品久々の当たりです。
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