海へ向かう の商品レビュー
中三の英美は、大学生の恋人がいる親友オッコちゃんをハラハラしながらも憧れながら見守っている。ある日、遊びに行った先でオッコちゃんの重大な秘密を聞いてしまう。 思春期ならではの切なさやほろ苦さが書かれている青春小説。
Posted by
英美は中三の女の子。大学生の恋人がいるという早熟な親友オッコちゃんを、ハラハラしながらも憧れの眼差しで見守っている。けれども夏休みのある日、遊びに行った河原でオッコちゃんの重大な秘密を聞いてしまったことから、二人の関係は・・・・・・。大人になることにゆれ動く心、大切な人との別れと...
英美は中三の女の子。大学生の恋人がいるという早熟な親友オッコちゃんを、ハラハラしながらも憧れの眼差しで見守っている。けれども夏休みのある日、遊びに行った河原でオッコちゃんの重大な秘密を聞いてしまったことから、二人の関係は・・・・・・。大人になることにゆれ動く心、大切な人との別れと再会。遠い思い出の欠片のようにきらめく、切なくてほろ苦い青春小説。(ピュアフル文庫裏表紙より) これは、私にはあまり得意でない感じの書き方だったにも関わらず、 展開が面白くて、☆四つ。 英美が小学生、中学生、高校生、社会人、、、40代独身。 順序がバラバラに、英美の過去が明らかとなっていく。 最初、オッコちゃんが「妊娠したかも」と言ってから、 その後まったくオッコちゃんが出てこないから、 あの話はどうなったんだ!?と、意味不明、って思ったけど、 最後に二人とも大きくなってから登場。 オッコちゃんの中学生の時のあの話は、全部嘘だったなんて・・・。 英美とウクレレのお姉さんの話も面白かった。 英美が28歳くらいの時に妻子のいる男と不倫してた話も。 一応、短編っぽくなってるけど、短編っぽくない。 それなりに面白く読めた。
Posted by
少女期から40までの生き方を紡いだ作品集。 作者が1967年生まれだから主人公のミナミとは等身大だ。 ラスト『彼女を思い出す』がよかった。 作成日時 2008年01月07日 18:44
Posted by
- 1