Tesco顧客ロイヤルティ戦略 の商品レビュー
ポイントシステムは単に値引きのためのものではなく、客との絆、契約、約束をつくるもの。 そのためにすることとは、客が何を買っているかという情報からそのライフスタイルを分析し、その人にとってどういう商品と情報なら価値があるのかを提案していくこと。 という、英国最大のスーパーマーケット...
ポイントシステムは単に値引きのためのものではなく、客との絆、契約、約束をつくるもの。 そのためにすることとは、客が何を買っているかという情報からそのライフスタイルを分析し、その人にとってどういう商品と情報なら価値があるのかを提案していくこと。 という、英国最大のスーパーマーケットTescoの事例が解説してあり、内容だけなら今ならマーケティングの本に普通に書いてあることだけども、それが実際に試行錯誤して投資の意思決定を都度都度しながら導かれたものだというのが価値がある。 今、セブンアンドアイやCCCがやってることとか大体この本に書いてある。 普遍的に参考になる部分もあれば、英国でTescoだったからの結果というのもありそう。そのあたり整理したい。 客のセグメント分けの過程は社会学の本読んでるようでもあって、違いは財務的な懸念がどうとか出でくるとこかな。
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日本語訳が微妙で難解。言い回しが直訳すぎて理解できないところも。ただ、言わんとしていることは理解できたし、実績を伴う結果を一企業がここまで披露しているところは、マーケティングを学ぶのに充分すぎる。いろいろ評価低く言われているようですが自分にとっては良書でした。
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