サウスバウンド(下) の商品レビュー
大人になって戦ったかな。 西表島について記載されてる本と思って手に取った本でしたが、型破りなお父さんと家族の奇想天外な物語でした。 なにが正しいかというよりも、戦うというアクションを自分は取ったことあるかな?そんなことを思いながら爽やかに読み終えました。 相性で、少しだけ読...
大人になって戦ったかな。 西表島について記載されてる本と思って手に取った本でしたが、型破りなお父さんと家族の奇想天外な物語でした。 なにが正しいかというよりも、戦うというアクションを自分は取ったことあるかな?そんなことを思いながら爽やかに読み終えました。 相性で、少しだけ読みづらい部分があったので★をひとつ下げました。
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突拍子もないけれど、愛と自由がきちんと表現されたおはなし。 前半、二郎には理解できない思想上の難解な言葉を読み手は先読みして、二郎の理解が追いつくのを待つ。後半、読み手は二郎と同じように八重山ことばを理解できずに、その先二郎と一緒に理解を深めていく。そんな並走感がある。
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お姉ちゃんも、両親よりだったんですね。 父が二郎に、自分を見習わなくていい と言ったのが印象的。はちゃめちゃだけど、父なりの心はあるのだな と。
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下巻。 沖縄の離島に移り住んでからの話。 自給自足の生活は憧れはするけども、水道も電気もない生活というのは無理だなあ。 母親はまともな人だと思ってたけど、下巻になるとただ父を支え寄り添うだけの残念な人という感じがした。 小学生の主人公目線で変わった父親とその周りに引っ張られて警...
下巻。 沖縄の離島に移り住んでからの話。 自給自足の生活は憧れはするけども、水道も電気もない生活というのは無理だなあ。 母親はまともな人だと思ってたけど、下巻になるとただ父を支え寄り添うだけの残念な人という感じがした。 小学生の主人公目線で変わった父親とその周りに引っ張られて警察沙汰のドタバタに巻き込まれる展開は同じかな。 主人公がどんな大人になるのかというのは確かに気になった。 周りと合わせられる常識人だといいなあ。
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南の島、西表島に引っ越してからのお父さんの巻き起こす騒動が更に面白い 引っ越した後のお父さんの意外な面や姉の合流、新しい小学校との関係など見どころいっぱい 知らなかった沖縄の歴史も知れて勉強になった 沖縄の中でも勢力争いが結構あった
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面白かった。ちょっと四谷の件は回収して欲しかったけど。 印象に残ったフレーズ以下。 なしくずし、というのは人間関係の知恵だ。きっと世の中には、この国の自衛隊みたいに、白黒つけない方がいいことだってあるのだ。 平等は心優しい権力者が与えたものではない。人民が戦って勝ち得たもの...
面白かった。ちょっと四谷の件は回収して欲しかったけど。 印象に残ったフレーズ以下。 なしくずし、というのは人間関係の知恵だ。きっと世の中には、この国の自衛隊みたいに、白黒つけない方がいいことだってあるのだ。 平等は心優しい権力者が与えたものではない。人民が戦って勝ち得たものた。誰かが戦わない限り、社会は変わらない。
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両親が元過激派、というテーマながらも実は家族愛とか人としての本質といったものについて考えさせられる作品。 切り口の斬新さは、奥田氏の魅力の1つだと感じました。 西表島に移住した一家の生活描写が巧みで是非一度行ってみたくなります。 都心に住んでいると忘れてしまう、温かなものに触れ...
両親が元過激派、というテーマながらも実は家族愛とか人としての本質といったものについて考えさせられる作品。 切り口の斬新さは、奥田氏の魅力の1つだと感じました。 西表島に移住した一家の生活描写が巧みで是非一度行ってみたくなります。 都心に住んでいると忘れてしまう、温かなものに触れることができます。 次郎少年の視点で描かれているはずが徐々に少年らしくない、というか奥田氏の心情では?と思えるような表現に変わっていくことに、違和感があったかな。 その点だけ、残念です。
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反国家主義の父を持つ客観力が富んだ小6が主人公 小6の客観力が面白い ほんとなぁ、年金と健康保険高すぎると思ってしまう 欲を感じなければ争いは起きない 立場に溺れない 人は正義をふりかざしたくなる
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やることはむちゃくちゃだが、物事の本質はしっかりと把握している。 そんな一朗の言葉は、こちらの胸を遠慮なく、グサグサ刺してくる。 世間にあわせるのは悪いことではない。 が、必ずしも正しいとは限らない。 どのように考え、どのように生きるべきか。 なかなか難しい課題を残し...
やることはむちゃくちゃだが、物事の本質はしっかりと把握している。 そんな一朗の言葉は、こちらの胸を遠慮なく、グサグサ刺してくる。 世間にあわせるのは悪いことではない。 が、必ずしも正しいとは限らない。 どのように考え、どのように生きるべきか。 なかなか難しい課題を残してくれるものだ。 とりあえずはキレイに終わったし、この辺で。
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上巻に続く沖縄編。離島の田舎、電気水道なしの廃屋で暮らし始めた家族の珍生活。ヤワな都会生活が恥ずかしく感じられるほどワイルド!
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