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漁師志願! の商品レビュー

3.5

8件のお客様レビュー

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2016/11/13

「漁師募集!瀬戸内海で鯛の養殖」の広告に東京の青年が応募した。 バイト人生のお調子者智志と四年間寿司職人見習いをした真面目な真二。 小さな島での不自由な共同生活と厳しい漁師修業に二人は耐えられるのか。 親方の豊富な経験と仕事への静かな情熱にひそかに心揺さぶられるうち二人の中で何か...

「漁師募集!瀬戸内海で鯛の養殖」の広告に東京の青年が応募した。 バイト人生のお調子者智志と四年間寿司職人見習いをした真面目な真二。 小さな島での不自由な共同生活と厳しい漁師修業に二人は耐えられるのか。 親方の豊富な経験と仕事への静かな情熱にひそかに心揺さぶられるうち二人の中で何かが変わっていく。

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2013/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2年間フリーターだったノー天気な智志と板前だった真二という東京の若者2人が、漁師募集の求人を見て、広島県の離島へ、鯛の養殖場で漁師の見習いを始める。未経験の2人が親方の指導の下、成長していく姿がすがすがしいです。親方、ママさんと友美ちゃん、医師の大石先生と薬剤師の久保さん、そして大阪から見習いに来たおっさんこと北田勇など、登場人物もみんな魅力的で、ほのぼのとした暖かさを感じます。親方が倒れ、台風を迎える場面は大変緊張感があり、それを2人が乗り越えていく場面は力強いです。スポーツ小説に近い青春サクセス・ストーリーです。最後に智志の前に東京から菜摘が尋ねてきた出会いは主人公たちの成長を実感する感動の対面です。

Posted byブクログ

2012/11/02

平積みで見つけた。まぁ題名に惹かれて買ってみたら、当たり! 元気をもらえる爽快な読後感。 展開は、辛口読書人には、受けないかもしれないけど、 そうとわかっていても 一気に最後まで読みきれるほどの、勢いのある快作です。

Posted byブクログ

2012/01/07

漁師を志すことになった若者2人の青春小説。 ほのぼのしていて面白かった。 ちょっと展開があっさり。 でも続編が読みたくなる作品。

Posted byブクログ

2011/08/25

 若い人(中高生)向けの作品なのであろうか。  いろいろとエピソードは盛り込まれているが、読み終わってみれば、「ヤマなし、オチなし」という印象。  養殖漁業という舞台設定は面白いのだが・・・。  ただし、続編が出れば、読んでみたいとは思わせる作品。

Posted byブクログ

2010/07/16

若者パワー、いいね~。 仕事をするってことは楽ではないけれど、労働の喜びを見出すことができたら何でもやりがいのある仕事になるのでしょうね。 しかし漁師の仕事は天候などにも左右されるので大変だろうなぁと感じました。 普段、スーパーで売っているお魚を買ってくるのがほとんどなので、漁師...

若者パワー、いいね~。 仕事をするってことは楽ではないけれど、労働の喜びを見出すことができたら何でもやりがいのある仕事になるのでしょうね。 しかし漁師の仕事は天候などにも左右されるので大変だろうなぁと感じました。 普段、スーパーで売っているお魚を買ってくるのがほとんどなので、漁師の皆さんのご苦労をもう少し考えて、大事に食べないとなぁ。 とても爽やかな気持ちで読み進めたのですが、最後の方に出てくる土地を買収しようとして現れるあやしい人たち。 この人たち関係のことがあまりにあっさり解決してしまったのが拍子抜けでした。 そこのところ、もうちょっとゴチャゴチャするでしょ~。 読後感は爽やかでした。

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2009/10/04

少年少女向けの著書を持つ作家が初めて書き下ろした「大人向け」青春小説。 フリーターの智志と寿司職人見習いの真二が漁師募集広告をみてそれぞれの思いを込めて東京から瀬戸内海へと飛び出す。テレビも写らず、携帯電話も通じない島で始めはギクシャクしている二人だが智志のケガや訳ありアルバイト...

少年少女向けの著書を持つ作家が初めて書き下ろした「大人向け」青春小説。 フリーターの智志と寿司職人見習いの真二が漁師募集広告をみてそれぞれの思いを込めて東京から瀬戸内海へと飛び出す。テレビも写らず、携帯電話も通じない島で始めはギクシャクしている二人だが智志のケガや訳ありアルバイトのおっさんの登場で楽しい漁師修行となるが、漁場の危機にも見舞われる。そこで二人が少しずつ成長してゆく。 全体的にほのぼのと展開してゆくストーリーが心地よく、また描写が細かい訳では無いのだけど、獲りたての魚を刺身や出汁にして食べるシーンがいいタイミングにで挿入されていて「嗚呼、魚が食べたい!」と何度も思ってしまった。 私も「漁師志願」したい!と思った楽しい小説。

Posted byブクログ

2009/10/04

タイトル通り、二人の若者が漁師の募集に応募して修行するという、ただそれだけの話。ベタな成長物語で、ありていにいえば臭い話ではありますが、僕は嫌いじゃありません。どちらかと言えば、児童文学の範疇かもしれません。作者はもともとその分野の人間だそうですし。

Posted byブクログ